資料写真

写真拡大

(台北 10日 中央社)台湾では米国と共同で製作した新しい気象衛星群「フォルモサット7号」の一部を今年末にも打ち上げる計画を進めている。2018年の全面稼動後には台風などの観測精度が飛躍的に向上する見込みだ。

台湾は2006年にも米国と共同で6基の小型人工衛星からなる気象衛星群「フォルモサット3号」を打ち上げ、観測を行っている。これまでに数多くの情報を収集し、世界83カ国・地域、3000人以上の専門家などに資料を提供してきた。日、米、韓、英、豪などの気象当局も利用している。

7号は3号の後継機として活用される予定。計13基の衛星から構成され、今年末と2018年の2回に分けて打ち上げる。最新の技術を用いて気圧や温度、湿度など従来より8倍の情報を地球に届けることが可能になる。

中央大学(桃園市)の劉正彦教授は、電波が電離層で受ける影響を観測し、正確な位置情報を伝えることができ、国防などの発展にも寄与するだろうと語っている。

(林孟汝/編集:齊藤啓介)