中国メディアの捜狐は8日、旅行カテゴリーで「彼女を連れて桜の花見に行こう」と主張する記事を掲載した。「桜を鑑賞できるのは日本だけではない」としながらも、日本の桜は「最もロマンチック」、「美しすぎで窒息しそう」と高く評価した。(イメージ写真提供:(C)koi88/123RF.COM)

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 中国メディアの捜狐は8日、旅行カテゴリーで「彼女を連れて桜の花見に行こう」と主張する記事を掲載した。「桜を鑑賞できるのは日本だけではない」としながらも、日本の桜は「最もロマンチック」、「美しすぎで窒息しそう」と高く評価した。

 文章はかなり軽い「ノリ」で、「もうすぐ、世界中の桜が開花する。その時になったら、君は女王様(恋人)を連れて眺めに行こう」などと、書き始めた。

 最初に紹介したのは、台湾の阿里山森林遊楽区の山桜。蒸気機関車も走る登山鉄道に乗って「桜の海」のしたを潜り抜ければ、あでやかな詩の一部になったようと形容した。

 次に、タイ北部では1-2月に満開になる桜があると紹介。チェンマイ近くのドイ・クンチャンキエンに咲き誇る、赤みの強い桜の林を紹介した。

 3番目は米国の首都ワシントンD.C.のポトマック河畔の桜並木を紹介。東京市長の尾崎行雄が1912年、日米の平和友好を願って6000株を贈り、米国は返礼に春には黄色の花、秋には赤い実をつけるサンシュユを日本に贈ったなどの歴史にも触れた。

 次は、ドイツのボンの「ヘーア・シュトラーセ」を紹介。世界で最も美しい桜の通りとして知られるが、雨が降ると散ってしまうので「鑑賞できるかどうかには、ご縁も必要」と説明した。

 続けて、「韓国のソウルも桜を鑑賞できる土地」と紹介。韓国では済州や釜山で3月下旬に桜が咲き始め、ソウルでは4月初旬から中旬が見ごろと紹介した。

 次は日本で、冒頭では「最もロマンチックな桜の国」と紹介。京都や姫路城など、古建設をバックに鑑賞する夜桜は「美しすぎて、窒息しそう」と絶句した。また、桜の下で「花見の宴」をする習慣も「美味しい物を食べながら花見。人々の集まるにぎやかさも加わり、要するにすばらしすぎる!」と称賛した。

 文章は最後に、自国の雲南省の山桜を紹介。雲やもやのかかる山肌に林立して花を咲かせる桜は「桃源郷のような、別世界の桜の風情」と称賛した。

 中国人向けの記事なので、自国の桜の名所を「大トリ」としたのは特に不自然ではない。ただ、その直前に日本の桜を登場させたのはやはり、日本の桜を「大真打」と認めたからのようだ。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C)koi88/123RF.COM)