9日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、ベトナム官製メディアのトイチェ(電子版)は8日、南シナ海の西沙諸島(英語名・パラセル諸島)近くの海域で「中国海上警備局の船がベトナム漁船を攻撃した」と伝えた。写真はベトナム。

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2016年3月9日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、ベトナム官製メディアのトイチェ(電子版)は8日、南シナ海の西沙諸島(英語名・パラセル諸島)近くの海域で「中国海上警備局の船がベトナム漁船を攻撃した」と伝えた。

ベトナム漁船の乗組員によると、中国警備船が近づいてきてベトナム船の乗組員11人を拘束。食料や燃料を奪い、網などを壊した。ベトナム船員は同日午後12時半ごろ、ベトナム海外警備隊に被害を報告。ベトナムに帰還したという。

ベトナムメディアなどによると、中国との領海問題での対立が激化するに伴い、中国海上警備局によるベトナム漁船襲撃が増加。今年1月にはベトナムの東沖40カイリの海域で、中国船がベトナム漁船に体当たりされて沈没。乗組員10人が海に投げ出され、通りかかった別の船に救助された。昨年9月にも同様の衝突事件が起きている。中国側は今回の件についてコメントを避けている。(翻訳・編集/大宮)