すでに発表されていたフェラーリの4シーターモデル「Ferrari GTC4 Lusso(ルッソ)」が、ジュネーブモーターショーで披露されました。

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フェラーリの4座モデルは、356GTC/4や2000年代に入ると612スカリエッティなどの「2+2」モデルが多かったですが、フェラーリFF、そして今回発表されたGTC4 Lusso(ルッソ)の「4」からも分かるように4座が与えられ、「ドライバーとパッセンジャーの両方にスポーティ・エレガントとラグジュアリーな快適性を提供する」としています。

「GTC 4Lusso」というネーミングは、330GTCおよび「2+2」モデルである330GTC2、「250GT Berlinetta Lusso」といったかつての輝かしいモデルに由来しているそうです。

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エンジンは、フェラーリ最新のV型12気筒の自然吸気GTエンジンを搭載。6262ccのV12エンジンは、690cv/8250rpmの最高出力、2.6kg/cvのパワーウェイトレシオ、13.5:1の圧縮比ともに同カテゴリートップの数値となっています。

最大トルクは697Nm/5750rmpを誇り、1750rpmから最大トルクの80%を発揮するため、低回転域でもハイレスポンスを実現。最高速は335km/h、0-100km/h加速は3.4秒となっています。

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また、スロッテッド・ディフューザーをはじめ、ハッチと一体化したリヤスポイラーなどによって、CD値の低減とエアロダイナミクス効率の改善を狙った新開発のソリューションも導入されているのも見どころ。

広範囲にわたる各エリアでのドラッグ低減に力が注がれていて、徹底的なCFDモデリングとウィンド・トンネル実験により、元々優れた数値を記録していた「FF」の抗力係数をさらに6%向上させています。

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外装では、4名の乗員に対して十分なスペースと快適性、ゆとりある荷室を維持しながら、ルーフ後端で低く落ちるリヤのフォルムとスタイリングがスポーツ性を強調。

リヤビューを際立たせているのは、フェラーリ伝統のツイン・テールライトで、力感あふれるフェンダーライン、ボディのワイド感を強調するだけではなく、テールパイプとともにリヤデザインの圧倒的なパワー感覚を視覚にも訴えています。

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内装では、シンメトリックなデュアルコックピット構成が特徴で、ドライバーとパッセンジャー両方の快適性を保持すべく、コントロール・スイッチ類を配置したセンター・デバイダーによって、ドライバーコックピットとパッセンジャーコックピットに明確に分けるもの。

そのほかにも3Dマップ搭載の衛星ナビゲーションシステム、Apple CarPlayの対応など最新のインフォテインメントシステムも搭載されています。

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(塚田勝弘)

V12エンジン搭載の4シーターモデル「Ferrari GTC4 Lusso(ルッソ)」登場(http://clicccar.com/2016/03/09/358376/)