6日、2015年に中国資本が購入した海外不動産の総額は300億ドル(約3兆4000億円)で、14年から倍増した。09年と比べると50倍にも上る。

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2016年3月6日、中国メディア・21世紀経済報道によると、不動産コンサルタント・莱坊(ナイトフランク)の紀言迅(ジー・イエンシュン)氏は「資産家やプライベートファンド、さらにさまざまな不動産業者や工業関連企業が海外不動産投資の分野で頭角を現している」と分析した。

2005〜06年の第1波は、中国政府系ファンド・中国投資のような大手投資会社が海外不動産を購入していた。07〜08年の第2波には、海外不動産が思いのほか安価なことに気付いた不動産開発業者が続々と海外進出した時期だった。そして14〜15年の第3波は、保険会社や金融機関が存在感を示した時期で、世界各地のランドマークを次々に購入した。

とりわけ15年は中国の海外不動産への投資が大幅に増加した。ナイトフランクの調べでは、15年に中国資本が購入した海外不動産の総額は300億ドル(約3兆4000億円)に上り、14年と比べると倍増。1〜10月の合計額だけで14年の総額151億ドル(約1兆7000億円)を超えており、09年と比べると50倍にも上る。(翻訳・編集/岡田)