【警告】日本=宮間(90+3分) 北朝鮮=なし
【退場】なし

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【日本代表・総評】 6
ボールホルダーにプレッシャーをかけ、アーリークロスやロングボール主体の攻撃を展開。パスミスもあって思うように攻められない我慢の時間が続いたが、全員の必死さが伝わってきた。岩渕の決勝弾以降はチーム全員で凌ぎ切り、最終戦を勝利で締め括った点は今後につながるだろう。

【女子リオ五輪予選 PHOTOハイライト】日本 1-0 北朝鮮​

[個人採点・寸評]
[GK]
12 山根恵里奈 6.5
“ターゲット”にされたオーストラリア戦の反省を活かし、DFとの間を狙って来るボールにも迷わず飛び出す。60分には倒れながら身体でなんとかシュートを防ぐファインセーブ。足もとがおぼつかない場面もあったものの、最後にしっかりとしたプレーを見せた。
 
[DF]
2 近賀ゆかり 5.5
10分、カウンターのピンチに素早くゴール前をカバーして阻止。一方でCBとのパス交換が乱れたり、セカンドボールに対して出足が遅くなるなど、不安定な一面も散見された。

3 岩清水梓 5.5
18歳のイ・チョンシムにフィジカル負け。カウンターを受けての半身の対応が多く、CBとしては苦しいゲームとなった。懸命のコーチングとラインコントロールでなんとか無失点で切り抜けた。
 
4 熊谷紗希 5.5
24分、キム・ユンミのシュートを身体でブロック。身体をボールと相手の間に滑り込ませて上手く球際を制していたが、ライン際でゴールキックを取ろうとした場面では足を出されてあわやの場面もあった。
 
13 有吉佐織 5.5
17分、スリッピーなピッチに足を取られてピンチを招くも、山根のクリアで難を逃れる。相手の攻撃に粘り強く対応していたが、サイドハーフを追い越しての攻撃参加をもう少し出したかった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
[MF]
5 鮫島 彩 5.5(HT OUT)
今大会初のサイドハーフで出場。ピッチコンディションの影響でボールを受ける回数が限られてしまい、ポジションが一列上がった恩恵を得られなかった。最終戦は前半だけで交代。
 
6 阪口夢穂 5.5
本来はもっと攻撃に出たかったはずだが、自らを抑えるように中盤で捌き役に。横パスをかっさわられる場面もあったものの、終盤には身をていしたブロックをピンチを防ぎ、最低限の仕事は果たした。
 
8 宮間あや 6.5
意図的にアーリークロスを多用して攻撃を牽引。サイドハーフにシフトした後半はさらにギアを上げ、岩渕の得点をアシスト。82分にはゴールを割りそうなシュートをヘッドで撥ね返し、攻守でチームを勝利に導いた。
 
14 中島依美 6(88分OUT)
するすると駆け上がり、再三ボックス内に侵入。後半からボランチに入ると、さらに“気の利いた”プレーで攻撃を潤滑に進めた。75分にはなったバックヘッドは惜しくも枠外へ。
 
[FW]
10 大儀見優季 5
思うように最前線にボールが届かず、中盤まで下りざるを得ない展開。誰よりも戦っていた一方で31分、87分と決定的なチャンスを外し、終盤にはパスミスも散見。エースとしては納得のいかない出来だった。
 
20 横山久美 5.5 (88分OUT)
足もとが悪く、仕掛けの威力は半減。最終ラインの間を縫う、あるいはDFを背負ってボールを引き出す動きを繰り返し、なんとか突破口を探ったが、ゴールが奪えなかった。
 
[交代出場]
FW
16 岩渕真奈 6.5 (HT IN)
左サイドハーフでの出場。ボールが収まる回数が少なかったが、53分にミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙った。我慢に我慢しての決勝弾。未来につながる一撃だった。
 
MF
7 川村優理 ― (88分IN)
クローザー的な役割を担ってピッチへ。最終ライン前で全体のバランスを見ながらポジショニング。アディショナルタイムを含めて5分間の出場だったが、大会初のクリーンシートを後押しした。
 
FW
15 郄瀬愛実 ― (88分IN)
北朝鮮に押し込まれる時間帯でストライカーとしての見せ場はなし。それでも懸命のクリアやスライディングでチームの勝利のために身を削り、日本代表としての意地を覗かせた。
 
監督
佐々木則夫 6
勝利にこだわったメンバーを選択。後半開始とともに岩渕を投入し、宮間を左サイドハーフにシフトさせてチームも徐々にリズムを掴んだ。最終戦で勝利を飾り、試合後のフラッシュインタビューでは「すべては僕の責任。新しいなでしこも応援してください」とサポーターにメッセージを送った。

※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。