日本は岩渕のヘディングシュートでついに先制。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 女子リオ五輪最終予選の日本対北朝鮮は3月9日、キンチョウスタジアムで19時35分にキックオフされた。

【PHOTOハイライト】日本 1-0 北朝鮮
 
 日本は、7日のベトナム戦から先発9名を入れ替え。GKには山根を起用し、DFは右サイドから近賀、熊谷、岩清水、有吉。中盤はボランチに宮間と阪口が入り、両ワイドは右に中島、左に鮫島と並んだ。2トップには大儀見と横山が入った。
 
 試合前から降り続いた雨の影響でピッチは水浸しの状態。選手たちはスリッピーなピッチに足をとられるなど、厳しい試合運びを強いられた。
 
 日本は17分に有吉が足をとられ、北朝鮮に右サイド深くまで入り込まれる。しかし、クロスは合わず事なきを得た。序盤は北朝鮮が攻勢に出て、日本はゴール前での身体を張った守備でなんとか凌ぐ展開となった。
 
 30分、日本は大儀見のポストプレーから中島が右足のシュートを放つ。これは枠を外れたが、CKを得ると、その流れから有吉のクロスに大儀見が決定的なヘディングシュート。しかし、惜しくもゴール左に外れてしまった。

 雨は時間とともに小降りになり、パスも序盤よりはつながるようになったものの、ともに決め手を欠き、前半は0-0で折り返した。

 日本は後半、スタートから鮫島に代えて岩渕を投入。宮間は左サイドに回り、右に岩渕、ボランチは中島と阪口というコンビに変更した。

 51分、日本は近賀の横パスをカットされ、カウンターを食らう。ゴール前まで入り込まれ、シュートを打たれるが、GK山根が難なくキャッチ。ピンチを脱した。

 さらに55分には大儀見の横パスをカットされ、再び北朝鮮のカウンターを食らうと、これも外れはしたもののシュートまで持ち込まれ、序盤は危ない場面が続く。

 日本は56分、岩渕が持ち上がり、さらに右サイドへ展開。パスを受けた宮間がクロスを入れると、岩渕が走り込んだものの、惜しくも合わなかった。

 60分、日本はピンチを迎える。北朝鮮に右CKを許すと、中央から合わせられてしまう。しかし、ここはGK山根が身体に当て、なんとか凌いだ。

 日本は70分以降、より縦への意識を強め、北朝鮮ゴールを目指していく。そして80分、ビルドアップから左サイドへ展開すると、宮間のクロスに合わせたのは岩渕。ヘディングシュートでゴールネットを揺らし、日本が先制に成功した。

 先制点の直後、日本は北朝鮮に右CKを許すと、ヘディングでつながれ決定的なシュートを放たれるが、ゴールマウスに立っていた宮間がこのシュートを弾き出す。危ないシーンをなんとか凌ぎ切る。

 87分、日本は相手のCKからカウンターを発動。横山がドリブルで持ち上がると、大儀見へラストパスを通す。しかし、大儀見のシュートは惜しくも枠を捉えきれなかった。

 日本は終盤、北朝鮮の反撃を許さず、1-0でタイムアップ。最終戦を勝利で締めくくり、通算2勝1分け2敗の勝点7で3位となった。