8日、中国の国会に当たる全国人民代表大会と政府の諮問機関である中国人民政治協商会議の「両会」の開催に合わせ、中国共産党中央宣伝部がメディアに通達した21条の禁止令がこのほど、ネット上に流出した。写真は13年の全人代の記者会見で話題になった美人通訳。

写真拡大

2016年3月8日、中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)と政府の諮問機関である中国人民政治協商会議の「両会」の開催に合わせ、中国共産党中央宣伝部がメディアに通達した21条の禁止令がこのほど、ネット上に流出した。マレーシア華字紙・星洲日報が伝えた。

【その他の写真】

記事では、都合の良いことは伝え不都合なことは隠蔽(いんぺい)するという「伝統」は今年も貫かれていると指摘。人権や宗教などの敏感なテーマはもとより、市民の間で関心の高い有害スモッグや医療トラブル、株式市場などに関するネガティブな報道も一律禁止。政治家や官僚などの汚職、台湾や北朝鮮をめぐる話題は、国営通信社である新華社の記事を掲載することが求められる。メディアからは「報道できるものは何もない」との不満の声も上がっている。

記事では、両会シーズンのたびに話題となる「美人通訳」にも禁止令が出されたとした上で、「これはさすがに常識外れだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)