多部未華子“苦手”な歌を披露、「あやしい彼女」本格熱唱シーン映像。

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女優の多部未華子(27歳)が、苦手意識を持っていた歌を披露している、主演映画「あやしい彼女」の本格歌唱シーン映像が、このたび解禁となった。

本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。笑い、人間ドラマ…そして本作のもう1つの重要なファクターとなるのが音楽だ。

「見上げてごらん夜の星を」「真赤な太陽」「悲しくてやりきれない」と、世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たちが登場し、ストーリーを盛り立てるが、実は、劇中ではこの楽曲すべてを多部自身が熱唱している。

本作で多部が主演に抜擢された理由のひとつは、水田監督がたまたま観劇した舞台(「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜2014」)で生歌を聴き、「彼女ならいける」と太鼓判を押したこと。しかし、多部は歌に強い苦手意識を持っていたため、撮影前の多忙なスケジュールの中、3か月もの音楽特訓を敢行した。練習に練習を重ねた多部は、劇中歌プロデュースとして楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史に「まるで別人のようになっている」と評されるほどに成長。撮影現場では水田監督の指導のもと、その歌声に主人公の生きてきた人生を重ね、女優だからこそできる表現で名曲の数々を歌い上げ、要潤はじめ共演者からも絶賛されている。

このたび解禁となった映像(https://www.youtube.com/watch?v=Y5hpOWyuamw)は、多部率いるバンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、ザ・フォーク・クルセイダーズの「悲しくてやりきれない」のカバーを披露するシーン。多部演じる節子が、自身の人生を重ね合わせ歌う姿と、歌への苦手意識などみじんも感じさせない自信にあふれた力強くも切ない歌声は、現場スタッフだけでなく、観る人すべての心にしみわたる。

映画「あやしい彼女」は4月1日(金)より全国ロードショー。