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●カード払いのメリットは?
春からの新生活に向け、新居探しをしている人も多いのでは? 立地や間取りも大切ですが、何といっても家賃は欠かせない条件です。家賃は家計に占める割合が最も大きく、毎月決まった金額が出ていく固定費。できる限りおトクな物件を探したいものです。

よりおトクにしたいなら、払い方にも注目してみましょう。最近少しずつ増えてきている、家賃のクレジットカード払いは現金払いよりも本当におトクなのでしょうか。

○メジャーなのは現金払い?

これまで家賃の払い方といえば、自動振替や口座振り込みがほとんど。マイナビウーマンが2015年1月に行った「一人暮らし女性に対する家賃の払い方アンケート」でも自動振替及び口座振り込みが圧倒的に多く、両方合わせて71.8%を占めています。

払い忘れがないこと、面倒がないことが口座振替(現金払い)の利点ですが、カード決済も毎月決まった日に自分の銀行口座から引き落とされることを考えると、現金払いのメリットをしっかりクリアしています。当アンケートでもカード決済は第3位にランクイン、18.6%の人がクレジットカードを利用している様子です。

○カード払いは2013年から導入

家賃のクレジットカード決済は導入されてからまだ歴史が浅く、2013年10月に大東建託が入居費用のクレジットカード決済をスタート。1年後の2014年11月には月々の家賃の支払いもクレジットカードで払えるようにしたことで、他の大手不動産会社も追随するところが出てきました。

買い物や公共料金などの支払いに、カードをうまく利用してポイントを貯めている人は多いでしょう。家賃は安くても毎月5万円〜10万円、あるいはそれ以上の出費です。家賃もカードで払うことができれば、カード利用額がグンと増えてポイントも一気に貯まりそうですね。貯まったポイントをショッピングや食事に利用できれば、家計にも大助かりです。

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●現金orカード、見極めポイントは?
また、面倒をなくすための口座振替ですが、様々な支払いで1カ月のうちに振替日が複数あると、残高確認などの口座管理が大変です。家賃の支払いを1つのカードにまとめることができれば、振替日も一度にまとめることができ口座管理も楽になるでしょう。

これらの点を考えると、家賃は現金で払うよりもカードで払った方がおトクなようですね。カード払いOKの物件も増えてきているようなので、物件探しの際に希望条件のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。

○カード払いのデメリットは?

一方で、カード手数料をデメリットとして挙げられることがあります。カード決済を導入するための手数料は、賃貸不動産の場合なら本来は家主負担です。ところが、借り主に一部負担してもらおうと、家賃に上乗せすることがあるとも言われます。

同じ物件を複数の不動産会社が取り扱うことはよくあることで、家賃を始め入居費用の大小は不動産会社次第。現金払い・カード払いだからという訳ではなさそうです。気に入った物件があれば、不動産住宅情報サイトなどで複数の不動産会社を比較してみましょう。家賃や入居費用、条件などを比較・確認することができますよ。かかるお金や条件がほぼ同じなら、クレジットカード払いOKの会社に契約をお願いするといいでしょう。

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筆者プロフィール:武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル!」「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人を送るための知識を伝えている。人生の"やりたい"が"できる"に変わるお金の教養スクール開講中!

(FPwoman)