8日、揚子晩報によると、江蘇省宿遷市泗陽県で母親と娘が1人の男性をめぐってトラブルを起こし、病院の心理カウンセラーの元を訪れるという騒動があった。資料写真。

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2016年3月8日、揚子晩報によると、江蘇省宿遷市泗陽県で母親と娘が1人の男性をめぐってトラブルを起こし、病院の心理カウンセラーの元を訪れるという騒動があった。

中国の親は日本の親よりも子どもの結婚相手探しに世話を焼く。休日には公園などで親同士が子どもの見合い相手を探す光景もよく見られる。今回はそれが思わぬ方向に発展してしまったようだ。

2月20日午後、県内の病院の心理カウンセラーの元に、42歳の母親と21歳の娘が訪れた。母親は1人の男性と恋をして、現在、妊娠4カ月だという。ところが、娘は母親に「相手の男性と別れて中絶してほしい」と望んでおり、「そうでなければ自殺する」と興奮した様子で話した。

実は相手の男性は、昨年3月に会った娘の見合い相手だった。母親は娘の付き添いで見合いに参加していた。この時、娘は男性の年齢や学歴などから自分とは不釣り合いだと感じ、断っていた。しかし、今年の春節(旧正月)に母親の携帯電話を見たことから、見合い相手と母親が付き合っていることが発覚。その時にはすでに妊娠4カ月だった。娘は「天が落ちてきたよう。見合い相手が父親になるなんて、受け入れられない!冗談にもほどがあるわ」と話し、周囲に知れたら、自分のメンツも台無しになると考えたという。

母親は娘が5歳の時に夫の浮気が原因で離婚。それから現在まで、男性に言い寄られたことはあったものの、娘の反対を恐れて断ってきた。しかし、娘も成人したことで、自分の生活のことを考えてもいい時だと思い、交際を決めたのだという。母親は「娘の見合い相手に気に入られるなんて思わなかった。最初はあり得ないと思ったけど、話をしているうちに気が合うと思った」と話している。

2人に応対した心理カウンセラーの趙金明(ジャオ・ジンミン)氏は、娘に母親のことを理解するよう諭し、母親にも娘に交際を隠すのではなく、男性も含めてよく話し合い、安心感を与えてあげることが重要だと説いた。(翻訳・編集/北田)