8日、韓国国家情報院は、北朝鮮が2月末から今月初めにかけ韓国の政府要人数十人のスマートフォンを攻撃し、通話やメールの内容を盗み取ったことが確認されたと明らかにした。資料写真。

写真拡大

2016年3月8日、韓国国家情報院は、北朝鮮が2月末から今月初めにかけ韓国の政府要人数十人のスマートフォンを攻撃し、通話やメールの内容を盗み取ったことが確認されたと明らかにした。韓国・京郷新聞などが伝えた。

同院の発表によると、攻撃対象となったスマートフォンのうち20%近くがウイルスに感染し、メッセージの内容などのほか、端末に保存されていた要人らの電話番号も流出した。また、2月には北朝鮮のハッカー集団が韓国のセキュリティーソフトウエア会社の内部ネットワークに侵入したことも確認された。同社のソフトは韓国国民の2000万人以上がインターネットバンキングやクレジットカード決済に使用している。さらに今年1〜2月には、韓国の地方鉄道関連機関の職員宛てに北朝鮮からフィッシングメールが送られ、職員のメールアカウントやパスワードが盗み取られる危険があったことも分かった。

こうして北朝鮮によるサイバー攻撃があらゆる面に拡大していることについて、韓国政府関係者の一人は「すでにサイバー上では戦時状況そのものだ」と語り、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「選挙が近いからか北朝鮮がずいぶん暴れてるな。ハッキングが心配なら、要人はiPhoneにすれば?FBI(米連邦捜査局)も触れないくらいだからね」
「テロ防止法はアップル振興法だね。朴槿恵(パク・クネ)政権のおかげで韓国にアップルストアができそう」

「政府要人って誰のこと?どこのばかか教えて」
「政府要人がやたらスマホをのぞいてるのはそのせい?」
「ハッキングされないように一生懸命お祈りすれば、宇宙が助けてくれると思うよ」

「こんなことを発表するなんて、自慢のつもり?軍人で言えば作戦失敗だよ。やられた後に神妙な顔して『北の仕業です』と言えば、北朝鮮の凶悪さが君たちの無能を隠してでもくれるのか?」
「本当に北朝鮮がやったのかな?」

「そうですか、そりゃ大変ですね。心配で眠れないでしょう。選挙が終われば勝手に安全になることを信じましょうね」
「いつもやられたり通り過ぎたりしてから発表…どうやって防いだとか予防したとかいう記事を見ることはないだろうな」(翻訳・編集/吉金)