7日、米メディアは、米アップル社が当局から要求された製品のロック機能解除を拒否した問題をめぐり、「国内の問題にとどまらず、国際的にどのような影響を生むのかに注目が集まっている」と指摘した。資料写真。

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2016年3月7日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、米アップル社が当局から要求された製品のロック機能解除を拒否した問題をめぐり、「国内の問題にとどまらず、国際的にどのような影響を生むのかに注目が集まっている」と指摘した。

米連邦捜査局(FBI)は昨年末に起きた銃撃テロ事件捜査のため、容疑者が使用していたiPhoneのロック機能を解除するようアップルに求めたが、アップルは要求を拒否。同メディアが取り上げたのは先ごろ開かれた聴聞会で、議員らは中国の名を出して双方に質問を行った。

共和党議員の1人はアップル側に対して「米政府への協力を拒んだわけだが、仮に中国が同じような要求をした場合、どう対応するのか」と質問した。これに対し、同社は「われわれは今まで他の国からこのような要求を受けたことがない。こういう争議があるのは米国だけだ」と回答。また、FBIに対しては民主党議員から「国際的な影響、例えば中国が将来どういう行動に出るのか考えたか」との声が上がり、FBI局長は「この案件が国際的な影響を生むことは疑いようがない。中国政府がどのような具体的要求をするかは分からないが、非常に重要な問題であることは認める」と答えた。

アップルの政府に対する反発は多くの支持を集めているが、一部の人の間からは「中国では政府側に立つのではないか」と心配する声も上がっている。(翻訳・編集/野谷)