岸信夫氏

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(東京 8日 中央社)自民党の岸信夫衆議院議員は8日、東京都内でメディアの取材に応じ、5月に行われる台湾の政権交代について、日本と台湾は地理的に非常に近く、長きにわたって交流が行われてきたと述べ、双方の関係には影響しないとの考えを示した。

安倍晋三首相の実弟で、「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長を務める岸氏。これまでの協力関係を今後も続けていきたいとしたほか、民進党の蔡英文主席は台湾初の女性総統で、日本では非常に注目されていると語った。

民進党は1月に実施された総統選挙・立法委員(国会議員)選挙で勝利し、立法院(国会)では初の単独過半数を獲得した。蔡氏は5月20日に就任予定で、同党が政権を握るのは陳水扁政権(2000〜2008)以来2度目。

岸氏は、蔡氏は昨年10月の訪日で、東京だけでなく、日本の現状について理解を深めたと述べ、こうした訪問は今後の日台関係に良い影響を与えるだろうと振り返った。岸氏は当時、山口県を訪れた蔡氏に同行していた。

また、東アジアと東南アジアの間に位置する台湾の安全は、非常に重要であると強調。軍事面や大型台風、地震、新型インフルエンザなどの大規模な問題については、地域全体で解決に当たるのが望ましいと述べ、台湾だけが空白地帯とされるようなことは堪え難いとした。

(李淑華、邱柏勝/編集:杉野浩司)