8日、中国の王毅外相は日本との関係について、「両国の関係に改善の兆候が見え始めた」としながらも、前途は依然、楽観できないとの考えを示した。写真は王毅外相。

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2016年3月8日、新華網によると、中国の王毅(ワン・イー)外相は日本との関係について、「両国の関係に改善の兆候が見え始めた」としながらも、前途は依然、楽観できないとの考えを示した。

全国人民代表大会(全人代)に合わせてこの日開かれた記者会見で発言した。王外相は「歴史問題などにおける日本の誤った態度で、ここ数年の両国関係は浅くない傷を負った」と指摘。その上で「双方有識者の努力による関係改善の兆し」について触れつつ、「日本政府と指導者は、一方で関係改善を叫びながら、もう一方では至る所で中国にとっての面倒事を探している。“二つの顔を持つ”ということの典型的な事例だ」とした。

王外相は「我々は当然、真の関係回復を期待する」と述べ、関係悪化の原因は日本の政治家の対中認識にあると主張。「中国の発展を目の当りにし、日本は中国を友人と考えるのか。それとも敵とみなすのか。パートナーなのかライバルなのか。日本はこの問題を真剣に考えるべきだ」と語った。(翻訳・編集/野谷)