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インターシルは3月7日、耐放射線性5Vマルチプレクサ「ISL71830SEH」と「ISL71831SEH」を発表した。

ISL71830SEHは16チャネル、ISL71831SEHは32チャネルのマルチプレクサ製品。同社が独自に開発したシリコンオンインシュレータプロセスを採用しており、重イオン環境でのシングルイベントラッチアップ(SEL)耐性を確保。また、いずれも5kVの強化ESD保護機能を備えており、コストの高い保護ダイオードの入力ピンへの外付けを不要にする。さらに、オン抵抗を120Ωに、伝播遅延を100n秒未満に抑え、消費電力を低減するとともに信号品質を向上している。

また、スイッチごとの過電圧保護機能を備えており、ある入力チャネルで過電圧が発生しても、残りのチャネルがADCへのデータ伝送を継続する。さらに「コールドスペア」冗長機能を備えていることから、コモンデータバスに2〜3個の無電源状態のマルチプレクサを追加接続することも可能。

同社は両製品について、「有人宇宙船と次世代人工衛星のミッション達成のためのニーズを満たします」とコメントしている。

(周藤瞳美)