7日、米外交関係委員会はこのほど発表した特別報告で、中国経済の成長鈍化が広がる中、中国の外交政策は国内情勢不安定化の影響を受ける可能性が高いと指摘した。

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2016年3月7日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、米外交関係委員会はこのほど発表した特別報告で、中国経済の成長鈍化が広がる中、中国の外交政策は国内情勢不安定化の影響を受ける可能性が高いと指摘した。

中国経済の成長鈍化に対し、全世界が懸念している。中国の経済問題は民族主義的な外交政策を引き起こす可能性が高い。米国の対中政策もさらに強硬になるとみられる。経済成長と民族主義は、中国共産党が合法性を維持する2つの大きな柱だ。しかし、成長鈍化で習近平(シー・ジンピン)国家主席は民族主義に頼る姿勢を強めるだろう。

習主席は国民の民族主義をうまく刺激することで、政治的な障害を解消し、成長の鈍化を埋め合わせる可能性がある。大衆の注意力をうまくそらすことで、政敵からの批判を退け、自らのイメージを作りあげるつもりだろう。

習主席は国内での地位を強化するため、自分への個人崇拝を高め、異なる意見は厳しく弾圧するだろう。周辺国と対立し、中国の国益を守るため刺激的な言葉を使い始める。経済問題に向けられた注意をそらす意図がある。(翻訳・編集/大宮)