7日、衛星専門家の葉培建政協委員はこのほど、「中国は2020年に火星探査機を打ち上げ、2021年の火星到達を目指す」という計画を明らかにした。写真は玉兎号。

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2016年3月7日、衛星専門家の葉培建(イエ・ペイジエン)政協委員はこのほど、「中国は2020年に火星探査機を打ち上げ、2021年の火星到達を目指す」という計画を明らかにした。科技日報が伝えた。

米国、ソ連、欧州、インドが、中国より先に火星プロジェクトに成功している。葉氏は、「中国はスタートが遅れたが、レベルは高い。火星周回軌道から一部のみを観測したインドの探査機と異なり、中国の探査機は火星全体を探査する。着陸機は火星に着陸し、探査車を使い火星を探査する」と話した。

葉氏によると、最も難しいのは着陸だ。中国火星探査機は落下傘と逆推力装置を使う。火星は地球から距離が離れており、通信が難しく、無線電波が太陽に遮断されることがある。そのため探査車は自主制御を実現しなければならない。火星は砂塵が吹き荒れるため、探査車は視界を確保し汚染を防止しなければならない。

葉氏は、火星探査車の機能・構造は月面ローバー「玉兎号」とほぼ同じだが、具体的な指標やサイズに違いがあると話した。

2020年に打ち上げるならば、着陸はいつになるのだろうか?葉氏は、「地球と火星は遠く離れており、探査機の到着には数カ月かかる。中国共産党創立100周年に(着陸を)成功させたい」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)