7日、中国工程院の院士で著名な鉄道技術者の王夢恕氏が、高速鉄道に公衆無線LANサービスは不要だと発言し、中国のネット上で物議を醸している。写真は中国の高速鉄道。

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2016年3月7日、中国工程院の院士で著名な鉄道技術者の王夢恕(ワン・モンシュー)氏が、高速鉄道に公衆無線LANサービスは不要だと発言し、中国のネット上で物議を醸している。

河南商報によると、王氏は6日、全国人民代表大会(全人代)の河南省代表団の分科会で、高速鉄道の公衆無線LANサービスについて、「通信信号などへの影響もある。コストが高く、すぐに故障する。導入すべきではない」との認識を示した。その上で「乗客はうつむいてスマホをいじってばかりいないで、外の景色を見た方がいい」とも語った。

王氏の発言について、中国のネット上には「鉄道に乗っている時くらいスマホ画面から目を離した方がいい」「Wi−Fiなしには生きていけないという風潮には反対だ」などと賛同する声がある一方で、「時代の流れに逆行する発言だ」「鉄道での長旅は単調で退屈。Wi−Fiなしに何をして時間を過ごせと言うのか」「眺めるに値する風景がいつもあるわけじゃない」「スマホの地図アプリが使えなければ、今どこの風景を眺めているかも分からないじゃないか」などと反発も多く上がっている。(翻訳・編集/柳川)