80分、左サイドに開いてゴール前にピンポイントクロスを供給し、川澄のゴールをアシスト。ヘッド2本を外して迎えた後半ロスタイムにはボレーシュートでゴールネットを揺らし、エースの意地を見せた。
 
FW
20 横山久美 6 (66分IN)
1.5列目から相手の最終ラインの裏を狙ってフリーランニング。GKが弾いたこぼれ球を押し込んだ得点も見事だったが、DFふたりに引っ張られながら強引に間を割っていくプレーは頼もしかった。
 
MF
8 宮間あや ― (86分IN)
初の途中出場は中島に代わってボランチでプレー。チームの運動量が落ちてきた終盤、フレッシュな状態を活かしてボールホルダーにプレッシャーを懸け、終了間際の2ゴールの起点にもなった。
 
監督
佐々木則夫 6
中国戦からスタメン8人を入れ替え、若手主体のメンバーを採用。試合途中でメンバーの配置換え、66分にはFW2枚同時替えも行なうなど、積極的に采配を振るった。五輪出場の可能性は消滅したが、ようやく大会初勝利を掴んだ。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。