5日、中国遼寧省丹東市が、日清戦争で沈没した戦闘艦を海底から引き上げ、新たに建設する博物館に歴史資料として保存することを計画している。

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2016年3月5日、華商晨報によると、中国遼寧省丹東市が1894年に起きた日清戦争の海戦で沈没した戦闘艦を海底から引き上げ、新たに建設する博物館に歴史資料として保存することを計画しており、中国政府に支援を申し出ている。

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丹東市が海底から引き上げようとしているのは、清国・北洋艦隊の軍艦。黄海で発見された沈没船「丹東1号」が調査の結果、日清戦争の海戦で沈んだ致遠型巡洋艦だと結論づけられたことを受け、4日、中国人民政治協商会議の委員がその引き上げと博物館の建設を提案した。

計画によると、博物館は敷地面積12万平方メートル、建物の面積は1万6000平方メートルに及び、建物の外には記念公園も設けられる。総工費は3億元(約52億円)。船体の保存区画や戦史資料ブース、学術会議に使うホールのほか、4D技術を応用して海戦を再現するブースも作られる。

建設を提案した委員は、歴史資料の保存や愛国心の発揚、観光、文化交流など、さまざまな効果が期待できるとしている。(翻訳・編集/岡田)