桜の装飾やグルメ屋台も!日本橋エリアで「日本橋 桜フェスティバル」開催

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「江戸桜通り」や「日本橋さくら通り」など、桜の名所が点在する日本橋エリアでは、2016年3月18日(金)から4月10日(日)まで「日本橋 桜フェスティバル」を開催する。2014年3月に「コレド室町2・3」がグランドオープンしたことから始まった同イベントは、いまや日本橋の風物詩に。

毎年、期間中は、桜の装飾や桜にちなんだ宝探し、グルメ屋台など、桜を楽しむイベントが盛りだくさん。中でも注目は、今年初登場の体感型インスタレーション「日本桜風街道(にほんさくらかぜかいどう)」。

こちらは「コレド室町1」と「コレド室町2」の間にある仲通りを桜色の短冊と桜色の提灯で飾った装飾で、表参道イルミネーションなどを手がけた空間デザイナーの長谷川喜美さんによるもの。毎日17時30分から20時には、桜色の光や伝統的な“桜紋”の映像が投影され、桜吹雪に包まれたような幻想的な空間に。

「ここで撮った写真にハッシュタグ『#日本橋桜フェス』とつけ、インスタグラムでシェアすると、エリア内にある専用デバイスで無料プリントアウトができます」と、広報担当者さん。

また、日本橋エリアならではの老舗の味をいただけるグルメイベントも多彩に登場する。例えば、3月26日(土)と27日(日)の12時から18時までは、「日本桜風街道」を含む福徳神社周辺で、2日限定の「ニホンバシ桜屋台」がオープン。ここでは日本橋周辺の名店が「鰻」や「寿司」など、同業種同士でチームになって、イベント限定の一品を出すとか。

写真は、「吉野鮨本店」などの5店が集まった「寿司チーム」が協力して各店の技で仕上げた「マグロのにぎり」(3貫1000円)。このほか、うなぎをさばいた残りを焼きあげる香ばしい「くりから焼き」(4本400円)や黒毛和牛が味わえる「牛鍋」(800円)など、このエリアならではの料理がいただけるのが魅力。

こうした料理にぴったりの日本酒が、1杯500円で2杯目以降は300円というリーズナブルさも嬉しいところ。しかも、日本橋周辺の若旦那衆が所属する料飲組合『日本橋三三四(みよし)会』のオリジナルおちょこ付き。三三四会のロゴが入ったおちょこは、ちょっと粋な風情も。

このほか、3月18日(金)から4月10日(日)には、「コレド室町」を中心とする日本橋エリアの商業施設で桜メニューが登場したり、4月4日(月)から10日(日)の期間には、東京駅・日本橋エリアで街バルイベント「ニホンバシ 桜バル 2016」(前売り券2900円、当日券3300円)が開催されたり。ときどきでグルメを楽しめそう。


エリアを歩いて楽しむコンテンツとしては、「ニホンバシ宝探し 幻の桜〜幸せを呼ぶ江戸小紋〜」(参加費無料、随時参加可能)を開催。こちらは、エリア内に散らばる全国47都道府県の桜の絶景写真の展示に隠されたヒントを巡って、5つの宝箱を探し出すという、街回遊型のゲーム。

お宝を見つけ出すと、北海道旅行や20万円分の商品券などの豪華景品が当たるうえ、ヒント提供店では特典の用意もあるとか。興味がある女子は、まずは「コレド室町1」の地下1階にある日本橋案内所で「宝の地図」を入手して。すべてを見つけ出すと2回、3つ以上で1回、抽選くじに参加できるチャンスがあるそう。

また、週末に出かけるのなら、3月19日(土)から4月10日(日)の、4月3日(日)を除く土日祝日で運行する「日本橋桜バス」を利用したい。レトロな見た目が気分たっぷりなうえ、無料で利用できるというからお得。


和の文化を堪能したいのなら、桜をテーマにしたワークショップをチェックして。日本橋案内所が主催するこちらは、3月19日(土)13時からと15時からは「和紙で作る桜〜和紙フラワーアート体験」(参加費1000円、定員各回8名)、3月26日(土)13時からと15時からは「桜色のテーブルコーディネートとナプキンのたたみ方体験」(参加費1000円、定員各回8名)を開催。春のホームパーティに役立つテクニックが学べるはず。

「このほか、4月にも桜にちなんだ和菓子やケーキを作る講座なども開く予定です」(同)

開花シーズンに合わせた、日本橋ならではの桜の祭典。好きなイベントを選んで、彼や女友達と「日本橋の桜」を満喫して。