結果を残し続けてU-19代表のエースへ駆け上がったFW小川「自分が中心にならないといけない」

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 U-19日本代表候補のエースストライカー、FW小川航基(磐田)が今年初の年代別日本代表合宿で結果を残すことを誓った。

 チーム始動時はFW候補のひとりだったが、3試合で5ゴールを叩きだしたPANDA CUP(中国)や3試合連続ゴールを決めたAFC U-19選手権予選など一年間を通して結果を出し続けて同世代のエース格となった。また年末年始の全国高校選手権では3回戦敗退に終わり、十分に力を発揮することはできなかったが、2試合で計4ゴール。目標の全国制覇を果たすことはできなかったが、そのスキルの高さとスケール大きな動きで観衆に強烈なインパクトを与えた。

 自らの足でその地位を築いてきた小川だが、結果を残さなければU-19代表のスタメンの座も危うくなることを理解している。だからこそ、一日一日アピールすることを宣言。そして今回の短期合宿最終日に実施される全日本大学選手権との練習試合へ向けて「相手も全日本大学選抜ということでアピールになりますし、そこでいかにゴールを奪えるかが大事になってくると思います」と結果を残すことを誓った。

 自分自身にプレッシャーにプレッシャーをかけ、ノルマをひとつずつクリアしながら大きな成長を遂げた。小川には世代別代表の主軸としての自覚がある。「(U-20W杯は)4大会連続で逃している。自分が中心にならないといけないと思いますし、連係を高めて、(チームメートの)この選手はどういう選手なのかしっかり理解して臨みたい」。

 今季加入した磐田では清水とのプレシーズンマッチでいきなり決勝ゴール。だが、その後体調を崩したこともあって好スタートを切るには至らなかった。本人も「体調崩したのは本当に痛かったですね。点決めて調子よく行けばよかった。(現状)もっと頑張んないと出場機会が難しいと思います。FW多い中で一日一日がアピールの場だと思う。もっともっとやっていかないといけない」と唇を噛むが、この男は苦しい状況からでもまた結果を残し続けて自らの道を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)