日本は後半終盤に4点を追加し、6-1でベトナムに大勝した。

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 女子サッカーのリオ五輪アジア最終予選の日本対ベトナムは3月7日、キンチョウスタジアムで19時35分から行なわれている。

 16時30分から行なわれた中国対韓国の一戦では、中国が勝利。これによって、日本は試合前の時点ですでにリオ五輪出場の可能性が消滅した。

 日本は第3戦の中国戦から大きくメンバーを入れ替えて臨んだ。先発はGK山下、DFは右サイドから有吉、田中、岩清水、中島。中盤はボランチに川村と上尾野辺が入り、両ワイドは左に岩渕、右に川澄が並び、2トップは大野、高瀬という顔ぶれとなった。

 日本は立ち上がりから前への圧力を強め、ベトナムを押し込んでいく。11分には田中のスルーパスに抜け出した岩渕が決定的なシュートを放つが、ポストに嫌われた。

 良いリズムで試合を進める日本だが、ベトナムも中盤でのボール奪取から鋭いカウンターを仕掛けるなど、序盤から一進一退の攻防が続く。

 日本はさらに20分、CKから田中がヘディングシュートを放つが、これはGKに防がれ、さらにこぼれ球を狙った高瀬のシュートも枠を外れた。

 再三のチャンスを逃し続けてきた日本だが、38分、ついに待望の先制点が生まれる。上尾野辺からのスルーパスに中島が抜け出し、クロスを入れると、走り込んだ岩渕が押し込んだ。

 しかし、リードしたのも束の間、日本は直後にカウンターから後手に回り、岩清水が自陣ペナルティエリア内でファウルをとられPKを献上してしまう。そして、これをフィン・ヌに決められ1-1の同点となった。日本はベトナムに今大会初得点を許した。

 それでも日本は前半終了間際に勝ち越し点を奪う。右サイドからのクロスを岩渕が収めて落とし、このボールを大野が左足ボレーで叩き込む。日本が2-1とリードした。

 前半は日本の1点リードで折り返した。

 後半、日本は序盤からチャンスを次々に作り出す。47分、CKを得ると、中島のキックを川村がすらし、最後は大野がヘディングで狙うが、これは枠を捉えきれず。52分には中島の絶妙なクロスに岩渕が頭で合わせるも、やはりシュートはバーの上を越えてしまった。

 55分には、中島のミドルシュートがクロスバーを直撃。チャンスは掴むものの、日本はなかなか追加点を奪えない。

 日本は66分、岩渕に代えて横山、高瀬に代えて大儀見を投入。直後の64分には、上尾野辺のクロスに大儀見が強烈なヘディングシュートを放つが、GKの正面を突き惜しくもゴールはならなかった。

 71分、日本は左サイドを攻略。抜け出した中島がクロスを入れると、大儀見が頭で合わせる。だがこのシュートもクロスバーを越え、得点には至らない。

 80分、日本は再び左サイドへ展開しチャンスを広げると、大儀見からのクロスに川澄がヘディングで合わせ、ついに3点目のゴールを奪う。日本が3-1とリードを広げた。

 さらに3分後、ベトナムを押し込んだ日本は、中島がペナルティエリア手前からシュートを放つと、DFに当たりながらもゴールに吸い込まれ4点目をゲット。90分には、敵陣ペナルティエリア内で大儀見がタメを作ると、落としたボールを宮間がダイレクトで狙う。このシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球に反応した横山が押し込み、日本が5点目を奪った。

 結局、後半アディショナルタイムにも大儀見が鮮やかなボレーで加点し、日本は6-1でベトナムを下した。日本はようやく今大会初勝利を挙げた。