北朝鮮の国営メディア、朝鮮中央通信は7日、同日に始まった米韓の定例軍事演習に強く反発する同国国防委員会の声明を伝えた。米韓軍事演習について、北朝鮮を核攻撃するためと決めつけ、北朝鮮側は「無慈悲で殲滅的」「無差別・先制的な核攻撃」で対応すると論じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 北朝鮮の国営メディア、朝鮮中央通信は7日、同日に始まった米韓の定例軍事演習に強く反発する同国国防委員会の声明を伝えた。米韓軍事演習について、北朝鮮を核攻撃するためと決めつけ、北朝鮮側は「無慈悲で殲滅的」「無差別・先制的な核攻撃」で対応すると論じた。

 7日に始まった演習が、米韓による北側への先制攻撃や、特殊部隊による「キム・ジョンウン第1書記暗殺」を狙う「斬首計画」まで含んだことに、特に強く反発した

 声明は国連安保理による制裁を含め、「われわれの尊厳と自主権、生存権をなくそうと血に狂って襲いかかる重大な状況」と表現。同状況に対して「無慈悲な殲滅(せんめつ)的打撃を加えられるように先制攻撃的な軍事的対応方式を取ることになるであろう」と主張した。

 さらに米韓の軍事演習を「わが共和国の自主権に対する最も露骨な核戦争挑発」とみなし、「それ相応のわれわれの軍事的対応措置もより先制的かつ攻撃的な核打撃戦になるであろう」と論じた。

 自軍による攻撃の対象としては「南朝鮮作戦地帯内の主要打撃対象を射程圏内に置く攻撃手段が実戦配備され、アジア太平洋地域の米帝侵略軍基地と米本土を標的にする強力な核打撃手段が恒常的な発射待機状態にある」と主張した。

 声明は最後の部分で、「侵略と戦争によって肥えてきた米帝の罪多き歴史がどう終わり、同族対決に狂った朴槿恵一味の恥ずべき余命がどのように悲惨な終えんを告げるかは時間が証明するであろう」と主張した。

 朝鮮中央通信はさらに、「声明は、朝鮮の軍隊と人民は無謀な侵略戦争の銃声・砲声を挑発者の悲惨な葬送曲にするであろうと警告した」と書き加えた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)