7日、人民網によると、中国・全国人民代表大会で5日に発表された北京と台湾を結ぶ高速鉄道建設計画をめぐり、台湾交通部がコメントを出した。写真は北京の高速鉄道。

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2016年3月7日、人民網によると、中国・全国人民代表大会(全人代)で5日に発表された中国大陸と台湾を結ぶ高速鉄道建設計画をめぐり、台湾交通部がコメントを出した。

この案は第13次5カ年計画綱要に盛り込まれたもので、福建省福州市から台湾に線路を延ばすことで北京と台北を結ぶというもの。台湾・聯合報によると、台湾交通部は「行政院大陸委員会が最初に大陸側と意思の疎通を図り、その後、実行可能性について双方で検討すべき」との見解を示す一方、「工程についての検討はできるが、計画が実行できるとは限らない」「技術的な難しさがある上、莫大(ばくだい)な資金がかかる」と指摘した。大陸委は建設技術や運営コストに加え、安全保障や人々の感情といった複雑な問題をより懸念しているもようだ。

これについて台湾の民間組織「海峡交流基金会」の関係者は、大陸各地で巨大な橋が建設されてきたことに言及し、「技術や経験的な問題はない」との認識を示す。ただ、台湾の政権交代を理由に建設実現の可能性は「非常に低い」とし、米国による反発も示唆した。(翻訳・編集/野谷)