6日、1950年に勃発した朝鮮戦争下で集団虐殺されたとみられる民間人の遺骨21柱が韓国の山中で発掘された。写真はソウル・戦争記念館。

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2016年3月6日、韓国・聯合ニュースによると、1950年に勃発した朝鮮戦争下、集団虐殺されたとみられる遺骨21柱が韓国で発掘された。

遺骨が見つかったのは忠清南道・洪城郡の山中。発掘作業に当たった「韓国戦争期民間人虐殺遺骨発掘共同調査団(発掘団)」によると、遺骨の大部分は20〜30代の男性のもので、骨に銃弾により傷つけられた跡があることから、銃器により死亡したと推定される。遺骨のほかに、弾頭、ゴム靴、ライター、ボタン、ベルトなどの遺品も見つかった。

発掘団は、遺族の証言と似た特徴のみられる遺骨についてDNA鑑定などにより身元を調べた上で、遺骨を合同埋葬する市民団体などに引き渡す予定だ。

今回発掘作業が行われた現場一帯は、50年10月8日、同地の留置場に拘束されていた30人余りの住民が虐殺され埋められた場所とみられている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられた。

「共産主義者が起こした戦争のせいで、大勢の人が亡くなった」
「朝鮮戦争を引き起こした金日成(キム・イルソン)と旧ソ連、中国に、戦争責任を問うべきだ」
「死んだ人に何の罪があるのか。これは国を弱体化させた政治家の過ちだ」

「朝鮮戦争は再び起こってはならない悲劇。わが民族はいったい何のために戦ったのか」
「朝鮮戦争なんて起こってはいけなかったんだ。いや、南北分断自体が起こってはならなかった。北朝鮮政権は成立してはいけなかった」
「金日成はある人からすれば『将軍様』だが、客観的にみたら大勢の人を死に追いやった戦犯だ」

「金日成さえいなければ、今みたいに米国や日本、中国、ロシアに無視されることもなかっただろうに」
「これが戦争の悲惨さだ。朝鮮戦争中、大量虐殺はあちこちで起こっていた」
「総選挙まで一月、ニュースの出る時期が何となく臭うよ。だいたい、遺骨で民間人か軍人かなんて分かるわけがない。釈然としないニュースだ」(翻訳・編集/吉金)