2日、韓国で恋人などに勝手に婚姻届を提出されていたことを後になって知り、婚姻の無効を訴える事例が多発しており、専門家からは婚姻届の受理制度のずさんさを指摘する声も出ている。資料写真。

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2016年3月2日、韓国・朝鮮日報によると、韓国で恋人などに勝手に婚姻届を提出されていたことを後になって知り、婚姻の無効を訴える事例が多発している。法曹界からは婚姻届の受理制度のずさんさを指摘する声も出ている。

韓国の家庭裁判所に持ち込まれる婚姻無効の訴えは年間1000件前後。このうち3分の1ほどは夫婦のどちらかが相手に無断で婚姻届を出していたケースだという。韓国の婚姻届は、結婚する2人のうちのいずれかの提出でも、相手の身分証と印鑑を持参すれば受理される。新郎新婦が1人ずつ証人を立てる必要はあるものの、証人の氏名と住民登録番号などが書類に記載されていればよい。また、印鑑が本人の物かを確認する手続きもない。こうした「手軽さ」を利用して、相手に知らせずに届けを出す例が相次いでいるのだ。

別れを遠ざけたいとの単純な理由が動機のこともあるようだが、高齢の交際相手の遺産目当てに三文判で届けが出されるなど、深刻なケースも少なくない。専門家からは、婚姻届に関する手続きを厳格化するとともに、夫婦や親としての義務・責任について結婚する2人に教える機会を設けるべきとの声が上がっている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「そもそも婚姻届という重大事を1人でもできるという点に問題がある」
「簡単だよ。届けは必ず2人が一緒に来るようにして、印鑑も母印にすればいい」
「はんこの文化を変えるべき。本人確認は公認の書類とかでやることにしないと。いまだにはんこを使う場所があるとはね」

「婚姻届はとても簡単なのに、婚姻無効の訴訟や離婚はものすごく難しい」
「60年物の法律をいまだにそのまま適用してるなんて。働かない国会議員をこの際みんな取り換えよう」
「なんだって!僕も芸能人と夫婦になれる!?それはいいかげんだね」

「結婚前の夫婦教育、親教育は必要」
「ずさんなのはここだけかしら?」
「安倍(晋三)首相も気を付けた方がいい。朴槿恵(パク・クネ)大統領が知らないうちに婚姻届を出したかもしれないよ」(翻訳・編集/吉金)