Doctors Me(ドクターズミー)- 薬剤師に聞く!花粉症の薬、効果的な飲み方とは?

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花粉症の人にとって、つらい時期がやってきました。今は市販薬を含め、花粉症のいろいろな薬が出ていますよね。

今回は花粉症の薬に、それぞれどのような特徴があるのか、また効果的な飲み方や注意する点などを薬剤師に聞きました。

意外?花粉症の薬を飲み始める時期とは…

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因でくしゃみや鼻水などのアレルギー症状が起こります。ただし花粉そのものは、有害な物ではありません。

毎年花粉症でつらい思いをしている方は、症状が出る前から治療を開始することをおすすめします。
状が現れる前にかかりつけの医療機関を受診し相談してみましょう。

本格的に花粉が飛び始める2週間ぐらい前から経口治療薬を飲み始めることで、症状が出る時期を遅らせることができます。そして、花粉が飛ぶ一番辛い時期の症状を軽くする効果が期待できます。
花粉症シーズンが終了するまで薬は継続して服用するといいですね。

花粉症のメカニズムをおさらい!

花粉症はアレルギー鼻炎の一種で、スギやヒノキなどの花粉が原因で、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が起こります。

このアレルギー症状の原因が花粉が引き金となり体内で過剰に作られるヒスタミンです。ヒスタミンの量が過剰になり、神経系に作用すると「くしゃみ」が血管系に作用すると「鼻水」が出るようになります。

この症状を緩和するのに用いられるのが「抗ヒスタミン薬」です。 
抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンが受容体と結合するのを遮断する作用があり、鼻の粘膜の所でヒスタミンを遮断することでくしゃみや鼻水などの症状が改善します。

4つの花粉症の薬をご紹介

花粉症の薬として主に用いられる4つの特徴、使用するシーン、注意点などをお伝えします。

1.抗ヒスタミン薬
「抗ヒスタミン薬」は、鼻の粘膜でヒスタミンを遮断することでくしゃみや鼻水などの症状が改善します。
経口薬は飲むと眠気に襲われたり、喉がとても渇くなどの副作用があります。

2.メディエーター遊離抑制薬
メディエーターなどのアレルギー症状を引き起こす物質を抑制してくれる薬です。
効果が出るまで時間がかかり、2週間程度飲み続けたころようやく効果を実感できるようになります。花粉情報を活用し、てタイミングよく利用しましょう。

3.抗ロイコトリエン薬・血管収縮薬
免疫細胞から放出されるロイコトリエンという物質が鼻粘膜に作用すると、鼻がむず痒く、粘膜は赤く腫れて鼻づまりします。
点鼻薬の血管収縮薬は、血管を収縮させ腫れを引かせます。
あまり頻繁な利用は習慣性に繋がるので避けるべきですが、一時的な効果を期待できるので、いざというときに使うといいでしょう。

4.ステロイド薬
症状が特にひどい時などに使われます。
ステロイド系の薬は効果が高く、その分副作用も重く出ることが多いです。

【薬剤師からのアドバイス】

なお、花粉症の薬には種類があります。体質に合わない場合もありますので、注意が必要です。
医師や薬剤師と相談して薬を決めるようにしましょう。

地域によって差はありますが、早いところでは2月からも花粉は飛び始めます。
いずれにしろ花粉症は早目の対策がその年の症状の重さを決めると考えられています。症状があらわれる前に医療機関を受診し相談してみましょう。

(監修:Doctors Me 薬剤師)