辛坊治郎氏

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6日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)で、司会の辛坊治郎氏が、日本の年金積立金残高の140兆円を「ゴミ」と言い放つ一幕があった。

番組では「世界は絶望に満ちている!? なんとか希望を見出そうSP」と題して、絶望をキーワードに6つのテーマで議論が展開された。その1つとして「人口減少と下流老人増加」について、絶望か希望かで出演者が討論した。

出演者が「少子化問題」や「団塊の世代が“後期高齢者”になる2025年問題」などの問題に触れる中、トーク終盤で辛坊氏が年金問題に切り込む。辛坊氏は日本の公的年金の年間支給総額を54兆円(2014年度)と説明したうえで、日本政府の法人税や所得税、消費税などを合わせた総税収よりも、高齢者に1年間支払っている年金の方が多いと指摘した。

続けて辛坊氏は「(年金の)積立金残高は昨年末で140兆円ですよ。つまり、今の高齢者に払うだけの積立金もまったく集めていない」と力説する。元参議院議員の田嶋陽子氏が「だから株やったりして(増やしてい)るんでしょ」と反論するも、辛坊氏は「あんなの本当にゴミみたいな額なの。年金全部に比べたら」と、年金の運用が焼け石に水だと説明した。これには、渡辺真理アナウンサーも「ゴミって言っちゃなんですが、本当そうですね」と同調した。

さらに辛坊氏は年金債務の問題にも触れる。年金債務とは、年金をきちんと納めて年金支給が確定した人に、将来その人たちが平均寿命まで生きたと仮定した場合にどのくらいの金額が必要かを計算したもの。これが現在の日本で1500兆円もあるというのだ。

辛坊氏は「日本の年金債務は1500兆円ですよ。だから、140兆円の積立金なんかゴミみたいなもの」と断言し、「こんなもの株で全部損したところで、年金財政全体に与える影響はゴミみたいなもの」と、繰り返し “ゴミ”と言い放ったのだ。

これには作家の竹田恒泰氏も苦笑いで、「じゃあマカオに行って、(カジノで)プレイヤーにバーンと(積立金の)100兆円張ろう」と大声で提案すると、スタジオに笑い声が響いた。

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