妻の叱咤激励でエンジンがかかったか

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自宅でスロートレーニング(スロトレ)を始めて1か月。ダイエットに励む36歳、木村清志さん(仮名、以下キヨシさん)にとって、目標の「半年で10キロ減」の期限が徐々に迫ってきた。

そろそろスロトレも次の段階に進んでよさそうな頃だが、最も簡単な「イージーモード」からなかなか離れられない。こうなったら、一緒にダイエットしている妻の美香子さん(仮名)に厳しく指導してもらうしかないかも。

妻は1か月で6キロ減、本人は根拠なく「大丈夫、大丈夫」

すっかりスロトレの魅力にはまったキヨシさん。飽きずに続けているのは大いに評価できるが、気になる点もある。「基礎編」を繰り返している状態で、少しハードなメニューに進めないのだ。隔日で10分だけとなると、運動の習慣化はできても短期間で効果を求めるわけにはいかないだろう。

キヨシさん「スロトレやると腹が減る、と言ったら妻に怒られました。『イージーレベルでそんなこと言っちゃダメ』と(苦笑)」

妻・美香子さんはダイエットの先輩格だ。一緒にスロトレをしているが、キヨシさんとは対照的に最も大変な「ハード」メニューをこなす。仕事のかたわら日常の家事や育児で体を動かす機会は多いうえ、週末には「プチ断食」にトライするなど意欲的だ。

キヨシさん「本気でダイエットを始めて、1か月で6キロやせたそうです。『あなたも断食してみたら』と勧められました」
編集部「お、それはいい。試してみたらどうです」
キヨシさん「とんでもない。食べる楽しみまで失ったら、私、何を目的に生きていけばいいのか...」

相当おおげさな気もするが、目下は運動の継続とメニューのバリエーションを増やすのが先決だろう。美香子さんに聞いたところ、スロトレがいまだに「イージー編」にとどまっているのはやっぱり気になると明かした。

編集部から、「イージー」の次の段階となる「ノーマル」へ進む、「イージー」の時間を増やす、室内でできる別の筋トレを追加する、を提案した。返事は、

キヨシさん「なるほど...ま、大丈夫ですよ」

かなり根拠が薄い「大丈夫」だが、実行に移してくれるだろうか。

再度「やせよう」という意識を持つことが大事

ただ、スロトレや筋トレだけで終わらせてはもったいない。ウォーキングのような有酸素運動と組み合わせると、ダイエット効果が絶大だからだ。実は美香子さんも、こう感じていたという。

美香子さん「ソファーを占領していないで、外に散歩に行くとか、少しでも動くといいと思います。スロトレはもちろんですが、再度『やせよう』という意識を持つことが大事だと思います」

先月、健康診断の結果で体重が1年前と比べて大幅に減っていたため、満足してしまったのではないかとも指摘する。

「寒いから外に出たくない」という気持ちも分かるが、実はタイムリミットが少しずつ迫っている。2015年9月にスタートしたダイエットは、2016年3月で半年となり、ゴールを迎える予定なのだ。目標達成できるかは、残り1か月のラストスパートにかかっている。

危機感イマイチのキヨシさんに、美香子さんはどこまでも協力的だ。

美香子さん「ひとりだと、ついだらける夫なので、なるべく同じタイミングでスロトレをしたり、子どもたちと公園に行く機会を増やして、強制的に体を動かす機会をつくっていこうと思います」

なんとも健気...。「キヨシさんじゃなくて、最初から美香子さんにダイエット企画を頼めばよかった」と一瞬思った編集部だが、それはさておき。

編集部「ここまできたら、奥さんのアドバイスを受けて気合入れるしかないですよ」
キヨシさん「ですよね。大丈夫ですよ。安心してください」

なんだか芸人の決めゼリフみたいになっていたが、これでやらなきゃ、罰ゲームでもやっちゃおうかな。