5日、韓国・朝鮮日報はこのほど、小学校入学を控えた子どもに人気の高価な通学かばんを買い与えようと奔走する韓国の親たちの姿を報じた。写真はランドセル。

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2016年3月5日、韓国・朝鮮日報はこのほど、小学校入学を控えた子どもに、人気の高価な通学かばんを買い与えようと奔走する韓国の親たちの姿を報じた。

韓国の小学生が日々の通学に使うかばん市場で、最近「プレミアムかばん」と呼ばれる高級商品が人気になっている。価格はだいたい20万〜100万ウォン(約1万8000〜9万1000円)、有名ブランドのシリーズは発売直後から品薄状態が続き、中古品のオンラインショップで商品を検索する親もいるほどだ。この高級化の波に乗って、一部の富裕層の間では日本のランドセルも人気。こちらも韓国の売り場では品薄で、数十人の仲間を募って日本から共同購入する例もある。

しかし親が苦労して買い与えた人気商品が原因で、学校では笑えない事態も起きている。記事は、韓国で一番人気のブランドかばんを背負って登校した娘に「クラスに同じかばんを持っている子が7人もいた」と言われたという母親や、「日本のランドセルを買ってもらった子がクラスに2〜3人いたが、重過ぎるので結局は軽いかばんに買い替えていた」という教師の証言を紹介した。ソウルに住むある母親は、「最近の子は互いのマンションの広さを聞き合うくらい親の経済力に敏感だ」と聞いたことから、「子どもが無視されたらと思い、高い日本製のランドセルを買う以外になかった」と語っている。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられている。

「かばんが高いからって勉強ができるようになる?」
「あきれる。無視されるからって高い物を?ただの親同士の競争じゃないか」
「頭の良い親はこんなことはしない」
「かばんも制服みたいに学校で指定した方が良さそうだ」

「本当に困った人が多いね。いっそシャネルとかヴィトンとかを買ってやったらどう?」
「とんでもない現象。社会的な無駄遣いだ」
「世の中が親を駄目にし、親が子どもを駄目にする。小1の子どもにブランドなんて分かるわけがない。ほとんど親の病気だね」

「うちの子も今年入学するんだけど、かばんが本当に高かった」
「国全体が滅びる兆しだ。大統領の悪口も言ってられないね。こんな親が子どもを育てたらどんなことになるか」
「友達の家の懐事情をみて付き合いなさいと言う親もいるから、笑い事じゃない。そんな親を見て子どもが正しく育つわけがない」(翻訳・編集/吉金)