2日、韓国で黒い詰め襟など40〜50年前の学校制服が復活する可能性が出ているとの報道に、韓国のネットユーザーが反発のコメントを寄せている。写真は制服姿の韓国の生徒。

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2016年3月2日、韓国・チャンネルAによると、韓国で40〜50年前の学校制服が復活する可能性が出ている。学校により制服デザインが異なる現在の制度は、生徒の貧富の差を生むとの指摘があるためだ。

韓国では1969年の中学校標準化政策に基づき、全国の中学・高校の制服が統一された。男子の制服は日本人にもなじみ深い黒い詰め襟「学ラン」で、70年代の釜山の高校生を描いた大ヒット映画「友へ チング」にも、主人公らがそろいの学ラン姿で登場する。

85年からは学校ごとの制服指定が認められ、現在では各学校独自のデザインを導入しているが、この自由化が生んだ弊害が制服の高額化だ。韓国の制服市場は年間4000億ウォン(約370億円)に拡大し、数社の大企業が独占している状態だという。政府はこの問題を解決するため、再び制服デザインを全国的に統一する方案を推進、教育部が具体的な準備を進めている。

これについて、韓国のネットユーザーからは猛反対の声が上がった。

「60代が政府の最大の支持層だから、また軍事独裁がやって来るのかな」
「なんだって?まるでお笑いショーじゃないか」
「軍事教練も復活か?」
「『失われた10年』とか言ってたけど、国がもう何十年も前に戻されていく…」

「自由と民主主義の概念自体がなくなるのか…分かってやってるのかと思ってたけど、本当に分かってないのかもしれない。怒りよりも恐怖を感じる」
「どうやったらこんな考えが出てくるのか、見事だね」
「昔の制服って、言葉で昔と言ってるだけで、ただの日本式じゃないか」

「昔の制服は日帝の名残だ」
「あきれる。外国人が見たら共産国家と思うだろう」
「また日本式に戻るのかい、朴槿恵(パク・クネ)さん?」
「いっそ日帝時代に戻ろうと言っちゃえば?大学生にも制服着せて」(翻訳・編集/吉金)