流れの悪さ象徴…痛恨ミスから先制点献上、後悔の川村「前に蹴ればよかったな」

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[3.4 リオ五輪女子アジア最終予選 日本1-2中国 金鳥スタ]

 流れの悪さを象徴するかのような失点だった。前半14分、MF阪口夢穂からのパスを受けたMF川村優理は、相手に寄せられるとDFラインにバックパス。しかしこれが中国に対するスルーパスのようになってしまう。GK福元美穂も前に出て懸命に防ぎにいったが、FWジャン・ルイのシュートは福元の脇を抜けて、ゴールネットに収まった。

 後悔先に立たず。「前に蹴ればよかったな」と話した川村。「個人的に引きずることはなかった」と話したが、リズムを取り戻せないまま前半のみで途中交代した。後半13分に痛恨の2点目を浴びた日本女子代表(なでしこジャパン)は、同19分にFW横山久美のゴールで一矢報いたが、チームとして川村のミスを取り戻すことも出来なかった。

 数字的にはわずかながら可能性を残すが、現実的にリオ五輪出場の可能性はほぼ消滅した。「まだ可能性がなくなったわけではないので」。必死に顔を上げた川村。なでしこの未来のためにも、悪い流れだけは断ち切りたい。

(取材・文 児玉幸洋)
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