風前の灯火…1点を返したなでしこFW横山「可能性を信じて、なでしこらしく最後まで」

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[3.4 リオ五輪女子アジア最終予選 日本1-2中国 金鳥スタ]

 3大会連続で五輪に出場している日本女子代表(なでしこジャパン)だが、リオデジャネイロ五輪出場は風前の灯火となった。

 前節・韓国に1-1で引き分け、2試合を終えた時点で勝ち点1にとどまったなでしこジャパンは、五輪出場権を獲得する2位以上に自力で入る可能性がなくなってしまった。しかし、完全に五輪出場が絶たれたわけではなかった。もう負けられないという思いでこの試合を迎えたなでしこだったが、前半14分にミスから先制点を許すと、後半13分にも失点を喫した。

 それでも諦めなかったなでしこは、後半19分にPA内左でボールを奪ったFW横山久美が相手DFをかわして右足で1点を返した。同23分にFW川澄奈穂美、同42分にFW高瀬愛実を投入するも追いつくには至らず、そのまま1-2で敗れた。1点を返した横山だが、試合後のインタビューでは「点が入っても勝たないと意味がない。まだまだ」とうつむいた。

「いつつぶれてもいいように前半から飛ばしていこうという思いで行ったが、リズムが作れなかった。最初から勢いをもってやりたかったが、自分たちのペースでできなかった。それを引きづってしまった」

 悔しい気持ちを抑えきれない横山。3試合を終えて勝ち点1のなでしこは、韓国を下し3連勝のオーストラリアを抜くことは不可能となり、リオ五輪出場のためには残り1枠を獲得するしかなくなった。しかし、勝ち点を7に伸ばした2位・中国との差は「6」。残り2連勝が最低条件とさらに厳しい状況となった。「少しでも可能性を信じて、なでしこらしく最後まで諦めず頑張りたい」と絞り出すように語った。


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