またもやミスから失点…なでしこが中国に敗戦し五輪出場は厳しい状況に《リオ五輪アジア最終予選》

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▽なでしこジャパンは4日、リオ五輪アジア最終予選の第3戦・中国女子代表戦に臨み、1-2で敗戦した。

▽4大会連続の五輪出場のために負けられないなでしこジャパンは、中国戦から3名を変更。最終ラインにDF熊谷、DF鮫島、右サイドにMF中島が入った。2トップは縦関係で、最前線にFW大儀見、下がった位置にFW横山を置き、韓国戦でトップ下に入っていたMF宮間は左サイドに入った。

▽日本は9分、左サイドを鮫島が上がると宮間がパス。しかし、これはオフサイドを取られてしまう。10分には横山が左サイドをドリブルで突破しクロスを送るも、DFにクリアされる。12分には右サイドから攻撃。近賀がオーバーラップしクロスを送るも、GKがパンチングで逃れる。

▽しかし14分、一瞬の隙を突かれて失点を喫する。川村が最終ラインにバックパスを送ると、これが田中と熊谷の間に流れ、反応したジャン・ルイが冷静に流し込み中国が先制する。

▽先制を許した日本は、焦りからか中盤でのパスミスが目立つようになり、前線の大儀見に良いボールを配給できず。サイド攻撃もクロスを上げるまで攻め込むことができない。それでも28分、横山がボックス内にドリブルで侵入するもシュートを打てず。大儀見が上げたクロスもDFにクリアされてしまう。

▽29分には、鮫島が左サイドからアバウトに入れたクロスがこぼれると、中島が詰めるもDFにギリギリのところでクリアされる。32分にはボックス右でFKを獲得。宮間がサインプレーからグラウンダーのクロスを入れるも、シュートを打つことができない。

▽34分にはCKの流れから鮫島が前線にボールを送ると、大儀見がつなぎ横山がGKと一対一を迎えるも、シュートを打てずセーブされてしまう。36分には右CKから宮間がクロスを送ると、中央に飛び込んだ近賀が頭で合わせるも枠を捉えられない。その後もサイドからのクロスを多用して攻め込む日本だが、再びミスが目立ち始め、リードを許したまま前半を終える。

▽日本は後半開始から川村に代えて岩渕を投入。左サイドに横山、宮間をボランチに置き、岩渕は大儀見と2トップを組むことになる。すると46分、宮間がボックス手前からミドルシュート。枠を捉えるもGKがセーブする。

▽同点を目指し攻め手を止めない日本は57分、左サイドでボールを持った大儀見が宮間とのワンツーからミドルシュート。しかし、これは枠の右に外れる。すると58分、ボックス手前でパスを受けたグー・ヤーシャが、鮫島と熊谷と対峙するも左足でミドルシュート。これがゴール右隅に決まり、中国がリードを2点に広げる。

▽勝利には3点が必要となった日本は65分、左サイドから岩渕が入れたグラウンダーのクロスをDFがクリアミス。ボックス内で拾った横山がDFを1人かわして右足で蹴り込み1点を返す。66分にはクロスボールのこぼれ球を、ボックス内で岩渕がダイレクトシュート。しかし、これはGKの正面を突く。

▽69分には素早いリスタートから、左サイドを抜けた横山がクロス。これに大儀見が飛び込むも、わずかにDFが早くクリアする。岩渕、横山がポジションチェンジを繰り返し、打開を図るものの、パスミスなどが再び散見されてゴールに迫れない。

▽79分には右CKからのクロスを、田中がヘッド。これはゴール左を突くも、GKがセーブする。得点が欲しい日本は左サイドバックの鮫島に代えて今大会初出場となる高瀬を投入。パワープレーに出るも、なかなかマイボールにすることができない。92分には宮間からのロングボールをボックス手前で阪口がキープからシュートも、力なくGKがセーブ。そのまま試合は終了し1-2で敗戦。3試合を終えて勝ち点1の獲得に終わり、リオ五輪出場は非常に厳しい状況となった。

◆第3節結果

ベトナム 0-1 北朝鮮

韓国 0-2 オーストラリア

日本 1-2 中国

◆順位表(※第3節終了時)

[勝/分/敗/得失]勝ち点

1.オーストラリア [3/0/0/+13]9

2.中国 [2/1/0/+3]7

3.北朝鮮 [1/2/0/+1]5

4.韓国 [0/2/1/-2]2

5.日本 [0/1/2/-3]1

6.ベトナム [0/0/3/-12]0