『アイアムアヒーロー』 ©2016 映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 ©2009 花沢健吾/小学館

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映画『アイアムアヒーロー』から場面写真が公開された。

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4月23日から全国東宝系で公開される『アイアムアヒーロー』は、花沢健吾の同名漫画が原作。人間が人を襲う謎の生命体「ZQN」に変わる奇病が蔓延し、パニックに陥った日本を舞台に、頼りない漫画家アシスタントの鈴木英雄が、女子高生の比呂美、元看護師の藪と共に生き延びようと奮闘する様を描く。英雄役を大泉洋、比呂美役を有村架純、藪こと小田つぐみ役を長澤まさみが演じる。

公開された場面写真では、額に血を滲ませた比呂美に肩を貸す藪の姿や、髭を長く伸ばした英雄が、比呂美を中に入れたショッピングカートを押しているシーン、英雄と比呂美が1つのイヤホンを2人で使っている様子などが確認できる。

なお同作は3月1日に『第36回ポルト国際映画祭』コンペティション部門で上映。大泉と原作者の花沢、佐藤信介監督も現地入りし、舞台挨拶を行なった。また、同作の前日譚を描くドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』が、4月9日からdTVで配信される。

■大泉洋のコメント
何としてもポルトガルで笑いをとりたい、という気持ちで舞台挨拶に臨みました。そしてとても優しい笑いをいただきました。
会場の盛り上がりに、とにかく驚くと同時に、この映画の観方を教えてもらったように思います。『アイアムアヒーロー』はこんなに笑いながら観る映画だったのかと…。周りが笑うので僕も笑ってしまいました。ここまで完璧に受け入れられるとは思っていなかったので、これは自分の妄想で、目が覚めてしまうんじゃないか、と怖くもあります。
上映後は、映画では初めてスタンディングオベーションを経験しました。さらに、ロビーではサイン攻めにあって、次第におもしろくなってきてしまいました。自分がハリウッドのスターにでもなったような気分です。だんだん自分が今までどうやってサインを書いていたのか分からなくなってきて、最後の方はぐるぐるしたサインを書いていましたね。
世界に通用する映画だと思ってはいましたが、今日観客が熱狂する姿を見て、改めて確信しました。監督と花沢先生のお二人にはとても感謝しています。お中元を贈らなければいけないな…。「俺、どうなっちゃうんだろう?すごいことになっちゃうんじゃないか?」と少し怖いです。この熱狂ぶりをみると、受賞もありえるのではないか、と思えてきます。さらにもっと色々な国の方々にも観てもらいたいです。アメリカのアカデミー賞には間に合いませんか?

■佐藤信介監督のコメント
ちょっとしたセリフや驚かせるポイントで、波のように反応があり、作り手としてとても感動しました。撮影は大変でしたが報われました。ファンタスティック映画祭に向いた作品を日本で作り、ファンタスティック映画を愛する、普段とは違う観客と接することができて嬉しかったです。

■花沢健吾のコメント
漫画家は読者の直接的な反応を味わうことがなかなかないので、映画に変換されたことで反応を目にすることができてとても嬉しいです。「ありがたい」の一言です。上映後はサインをもとめる観客に囲まれ、ゾンビに襲われているような恐怖を少し感じました。お客さんの反応を見ると、映画の完成度の高さが、間違っていないと分かります。大泉さん、監督に感謝しています。