宮間は左サイドでの起用となった。攻撃の起点となるプレーが期待される。(C) Getty Images

写真拡大

 女子サッカーのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の日本対中国は3月4日、キンチョウスタジアムで19時35分にキックオフされた。

【女子リオ五輪予選 PHOTOハイライト】日本 1-2 中国

 日本は3月2日の韓国戦から先発メンバーを3名入れ替えた。スタメンは、GK福元、DFは右サイドから近賀、田中、熊谷、鮫島。中盤は川村と阪口がボランチを組み、左サイドに宮間、右サイドに中島が入り、2トップは横山と大儀見の組み合わせとなった。

 日本は立ち上がりから横パスを狙われ、カウンターから危険な場面を作られる苦しい展開。14分には、川村のバックパスをDF同士でお見合いしてしまい、このボールを中国のジャン・ルイに奪われると、そのままゴールに流し込まれた。

 28分、日本は宮間のクロスに中島が飛び込み、合わせようとするが惜しくもDFのクリアに遭ってしまう。

 40分、右サイドで大儀見が起点となり、中島が抜け出し、中央へアーリークロスを入れる。これに横山が反応するも、中国DFの対応に遭い、つながらなかった。

 結局前半は、打開の糸口を見出せず、決定的なチャンスも作り出せないまま。0-1で前半を折り返した。

 日本は後半、スタートから川村に代えて岩渕を投入して勝負に出る。

 立ち上がり早々、日本は大儀見が身体を張って収めたボールを、宮間が積極的なミドルシュート。惜しくもGKに阻まれたが、日本はアグレッシブな姿勢を見せる。

 さらに57分、左サイドから中央に入り込んだ大儀見が果敢にミドルを放つも、ゴール右に外れた。

 しかし58分、日本はグー・ヤーシャにミドルシュートを叩き込まれ、2点差とされてしまう。まさに絶体絶命のピンチに立たされた。

 日本は65分、前線での守備からボールを奪うと、横山がドリブルで切り込み、右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールネットを揺らし、1点差に迫る。68分、日本は中島に代えて川澄を投入する。

 前掛かりに攻める日本は71分、カウンターを受け中国に左サイドを破られる。鋭いグラウンダーのクロスを入れられるが、ここは相手FWが追いつかず事なきを得る。

 試合は終盤に突入し、日本は前掛かりに攻め込もうとするものの、パス精度がなく、効果的な攻撃につながらない。87分には鮫島に代えて高瀬を投入。前線の人数を増やして最後の反撃に打って出る。

 しかし、最後まで中国ゴールを割ることはできず、1-2のままタイムアップ。3試合を終えて日本は勝点1に留まり、2位の中国とは残り2試合で勝点6ポイント差をつけられ、逆転での五輪出場はほぼ絶望的な状況となった。