今日は何の日? ポッキーの日など365日作れる記念日には、意外な効果と恩恵があった

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3月3日は「ひな祭り」、7月7日は「七夕」。日本には昔からこういった「○○の日」がある。

しかし、実は、1年365日、毎日が何かしらの「日」になっていることをご存じだろうか。

3月8日は「さ(3)ば(8)の日」とか、単に語呂合わせで言ってみただけだろうと思うかもしれない。
ところが、これ、実はちゃんと「あるところ」から正式に認められている「記念日」なのである。

そう、日本の記念日を決めているところが、「日本記念日協会」なのだ。

●記念日には審査がある? なんでも記念日になるわけじゃない
記念日は、日本記念日協会に申請し、認められれば誰でも登録できる。
企業だけでなく、団体、個人での登録も可能なのだ。

記念日の登録料は、1件10万円(税別)だ。
個人が登録するには、ちょっとお高いかもしれないが、それで自分の記念日が作れるなら、お金を出してもイイという人もいるもしれない。ちなみに更新料とか、追加の費用はかからない。

この「記念日」の申請と登録だが、
単に、この日を記念日としたいというだけではダメなのだ。
記念日として、
・何がしたいのか
・どういう活動をしていきたいのか
など、ちゃんと審査があるのだ。
もちろん政治的、宗教的、反社会的な目的があるものは登録できない。

しかし、これらの問題をクリアして、10万円の登録料を支払えば、自分で記念日を作ることができるのだ。

ちょっと魅力的になってきたのではないだろうか。

●「記念日」が登録されるメリットとは?
記念日として登録されると、日本記念日協会が正式に認定した「記念日」として、協会のWebサイトや、協会が発行する「月刊・記念日情報」に掲載される。
そして、記念日のイベントを開催する際、「日本記念日協会登録済」と謳うことができる。

とはいえ、この日本記念日協会、別に公的な団体ではない。
したがって、登録された記念日が休日になるとか、公式行事が開催されるとか、特別な効力があるわけではない。

しかし、今や、正式な「記念日」というマーケティング効果は、企業やビジネスを含めて、あなどれないものとなっているのだ。

たとえば、
11月11日は、ポッキー&プリッツの日だ。
毎年、記念日近くになると、販売店やコンビニなどの売り場には「記念日」の宣伝やのぼりが立つ。商品も陳列棚にずらりと並ぶ。

「ポッキー&プリッツの日」は、ポッキーやプリッツの形が、数字の1に似ているからという理由で、平成11年11月11日に制定された。
そして、今、この記念日は、国民に親しまれている記念日の1つとなったと言ってもいいだろう。実際この日に商品を買う人も多いはずだ。

このように、記念日はPR活動に非常に有効な手法として企業が注目、活用されているのである。そして、消費者も「記念日」を楽しんでいる。
この相乗効果が、世の中に「記念日」を浸透させて、商品の売上や、イベントとして消費者を楽しませてくれているのだ。
企業から「記念日」の申請が相次ぐのも無理はない。

この「記念日」、きっと、これからもどんどんと増えていくのだろう。
誕生日や結婚記念日もそうだが、「何か」を「記念する日」というものは、意外に気持ちのいいものだ。

たくさんありすぎるのは、どうかな、と思わないでもないが、デメリットや困ることが特になければ、多くの人は「記念日」を楽しく受け入れるだろう。
また、「記念日」をきっかけに、その「何か」について発見をしたり、思い出ができたりするのも、決して悪いことではない。