花蓮「蜜香紅茶」の産地、各農家が独自の製法で茶を生産/台湾

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(花蓮 4日 中央社)東部・花蓮県瑞穂郷で生産される「蜜香紅茶」は、県の強力なPRの下、知名度を高めている。約30軒の農園が軒を連ねる同郷の舞鶴台地では、各農家が独自の製法で蜜香紅茶のほか、ウーロン茶や金萱茶、包種茶などを生産。消費者においしい茶を届けようと努力を重ねている。

蜜香紅茶は、蜜のような甘い香りを持つのが特徴。誕生は1980年代半ばまで遡る。開発者の高肇クさんによると、チャノミドリヒメヨコバイと呼ばれる昆虫にかまれた茶葉が独特の香りを放つことを偶然発見したのがきっかけだという。(ク=日へんに句)

昆虫に葉をかまれる必要があるため、栽培には農薬を使用しない。高さんは、健康的な茶だと自信を示す。蜜香紅茶は品評会で何度も金賞を受賞している。

行政院農業委員会農糧署によれば、同地域では毎年3月、ユズの花が見頃を迎える。良質な茶を飲みながら、美しい風景も楽しんでほしいと来訪を呼び掛けている。

(李先鳳/編集:名切千絵)