3日、中国の政治家がディズニーランドを「子どもが欧米化する原因だ」と批判する発言をし、中国文化に根ざした“われわれのディズニー”を作るべきだと主張した。写真は上海ディズニーの面接。

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2016年3月3日、中国政治協商会議の委員で安徽省政治協商会議の副主席でもある李修松(リー・シウソン)氏が、「ディズニーランドを中国にいくつも作らせないようにすべきだ」と発言した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

李修松氏は2015年の両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)期間にも、「『西遊記』など中国伝統文化を扱うテーマパークを作るべきだ」と語って注目された。

そして今回、再びテーマパークについて言及。「ディズニーランドは子どもを引きつけるだろうが、よその文化だ。子どもが小さいうちから欧米化し、成長してからも欧米文化を好むようになり、中国文化を軽視するようになる恐れがある。中国の特色ある社会主義文化にも悪影響を及ぼす可能性もあり、大きな問題だ」と指摘した。

また、「中国にも自分たちのディズニーランドがあるべきだ」とし、中国4大名著(『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、『紅楼夢』)は“中国ディズニー”に格好の素材だと指摘。「孫悟空が子どもたちを西遊記の世界に連れて行き、ともに妖怪を倒して正義の力を広めていく。子どもたちは大喜びだ」と述べた。

なお、中国ではディズニーランドは好意的に受け止められており、2016年6月には中国本土初となる上海ディズニーランドが正式オープンする予定となっている。(翻訳・編集/岡田)