最近、福岡県で日本在住の中国人男性が公務執行妨害の疑いで逮捕された。食べ放題の制限時間を過ぎても注文を繰り返し、通報を受けて駆け付けた警官の腕にかみついた疑いだ。この事例は中国人旅行客によるものではないものの、日本を訪れる中国人が増えるにつれ、中国人のマナーが問題視されるケースが増えている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 最近、福岡県で日本在住の中国人男性が公務執行妨害の疑いで逮捕された。食べ放題の制限時間を過ぎても注文を繰り返し、通報を受けて駆け付けた警官の腕にかみついた疑いだ。この事例は中国人旅行客によるものではないものの、日本を訪れる中国人が増えるにつれ、中国人のマナーが問題視されるケースが増えている。

 中国メディアの南方網はこのほど、中国人旅行客は日本のみならず、世界各地で見苦しい行為を繰り広げていると指摘。中国人の悪習について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず中国人旅行客の考え方について紹介、それは「客こそ神様」という考え方だ。日本でも「お客様は神様です」という言葉があるものの、こうした考え方を接客側が持つか、消費者側が持つかで生じる状況はまったく異なってくる。高級ホテル内をスリッパやTシャツ姿で闊歩する、博物館内でも服装に無頓着、高級バイキング店で食事後に勝手に食べ物を容器に入れて持ち帰るなど、傍若無人ともいえる振る舞いを見せる中国人旅行客が見られるという。

 さらにイタリアのツアーガイドの言葉として、中国人の富裕層には「悪習」があるとし、それは「何か気に入らないことがあると大声で説教を始める」というものだ指摘、中国人は「人と対等に接する」ことを学ぶべきだと論じた。

 また記事は、中国人旅行客のなかには「お金があればわがままに振る舞っても構わない」、あるいは「お金があればすべて解決できる」と考える人がいると指摘。こうした考え方が旅先での見苦しい行為を生み出す原因になっているようだ。

 また欧米諸国で値段交渉するのは不作法と取られるケースがあるが、中国人には買い物の際に値段交渉をする習慣があり、旅行先でも同じように振舞っている。こうした行為もトラブルにつながりかねないものだ。中国人旅行客のなかには「たくさん買ったのだから、店側は客に何かプレゼントすべきだ」と主張する人も少なくない。

 記事が中国人旅行客の悪習として、これらの事例を紹介したのは旅先あるいは滞在先では中国人1人1人が「国家を代表する大使」としての意識を持つ必要性を訴えるためだ。1人の見苦しい行為は国家のイメージに直接影響してしまう。もちろんすべての中国人に注意が必要だというわけではないが、たった10人の見苦しい行為でも13億人すべてのイメージを形成するのに十分な力があるといえる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)