3日、中国ではこれまで一人っ子政策により2人目の子どもに対し罰金が科せられていたため、2人目を希望する夫婦はさまざまな手段を用いていた。陝西省韓城市に住む女性もその1人で、子ども欲しさに偽装結婚しトラブルを招いた。写真は中国の結婚証・離婚証。

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2016年3月3日、中国ではこれまで一人っ子政策により2人目の子どもに対し罰金が科せられていたため、2人目を希望する夫婦はさまざまな手段を用いていた。陝西省韓城市に住む女性もその1人で、子ども欲しさに偽装結婚しトラブルを招いた。

華商報によると、政府が2015年10月末に一人っ子政策の廃止を発表する前の同年7月、2人目の子どもが欲しかった夫婦は偽装結婚を決心した。その相手に選んだのが年齢が近い女性の叔父で、子どもの戸籍が確定した段階で叔父と離婚すると話がつき、夫婦はすぐに離婚し、女性は叔父と結婚した。

間もなくして一人っ子政策の廃止が発表され、偽装結婚の必要がなくなったと考えた女性は叔父に離婚を申し出た。ところが叔父は女性に金銭的な賠償を求め、これに応じなかった女性は先日、離婚すべく裁判所に訴え出た。裁判所は、女性と叔父は結婚が禁止されている親族関係でそもそも結婚が成立しないと告げ、女性は先月28日に離婚ではなく婚姻関係の無効に訴訟内容を変更。裁判所は現在審議を進めている。弁護士によると、近親間の結婚はそもそも法律違反のため、最終的に女性とその叔父は処罰の対象になると指摘している。

中国では一人っ子政策の影響で、2人目以降の子どもを産むために法律に抵触する手段を用いる人が珍しくなかったため、今年の1月1日より政策が正式に廃止されたことは2人目を考える人にとっては朗報といえるだろう。(翻訳・編集/内山)