3日、人民解放軍機関紙の解放軍報はこのほど、中国の人気歴史小説「三国志演義」に登場する劉備、関羽、張飛の絆を「小さなサークルを重視する姿勢が及ぼした害は大きかった」と批判した。写真は劉備が祀られた四川省成都の武侯祠。

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2016年3月3日、中国軍網によると、中国人民解放軍機関紙の解放軍報はこのほど、中国の人気歴史小説「三国志演義」に登場する劉備、関羽、張飛の絆を「小さなサークルを重視する姿勢が及ぼした害は大きかった」と批判した。

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「三国志演義」で劉備、関羽、張飛が義兄弟の契りを結んだ「桃園の誓い」について、「劉備を中心とした小さなサークルが形成された」と指摘。劉備が張飛の粗暴さやミスを責めず、関羽が宿敵である曹操を見逃したことなど、多くの失敗を招く原因になったとした。また、固い絆で結ばれた3人は「強い排他性を持っていた」と主張。サークルの外の人間に対する信頼は低かったと指摘した。

さらに、「小さなサークルを重視する姿勢」を現在の政治状況にあてはめて批判。「サークル内の利益を重視するあまり、汚職や贈収賄を招く結果となっている。国家政策の実施を阻む原因は、十中八九さまざまな『小さなサークル』によって引き起こされている」と強く非難した。(翻訳・編集/大宮)