photo by RyanMcGuire(CC0 Public Domain )
 英語学習に関する書籍、ネット情報などをみていくと、シャドーイングが英語学習、とりわけ、リスニングの王道であるというコンセンサスが出来上がっているように思える。特に海外在住経験などはないがTOEIC900点をスコアしたことがある筆者から見ても、そのコンセンサスには共感するところが多い。

 シャドーイングとは、英文を聞いてすぐに、影(shadow)のように後から追いかけて同じ内容を口に出す練習方法で、元々は同時通訳者のための確立された訓練方法のひとつ。シャドーイングは、英語を「聞く」と「話す」を同時に行う訓練といえる。

 シャドーイングの効果として、.螢好縫鵐偉呂慮上、発音・イントネーションの向上、1儻貮集修離丱螢─璽轡腑鵑慮上が挙げられる。

 シャドーイングをやったことが無い人は、まずは、日本語のテレビのニュースで、アナウンサーの後を追いかけて、真似て話してみるとよい。日本語も聞けなければ話せないこと、真似て話すと、標準語の発音・イントネーションをマスターし、こんな言い方もあるのかも知り、自分で使ってみることができるようになることが理解できるだろう。シャドーイングは、その英語版である。リスニングに大きな効果が認められている。

◆動画配信サービスを活用

 シャドーイングが英語学習の王道と言われるようになってから、英語を聞き流すだけはナンセンス、英語の映画やドラマを観るだけで英語力を伸ばすというのは都市伝説とも言われている。

 しかし、最近は英語の映画やドラマをオンデマンドで安価で観られる環境が整ってきたこともあり、敢えて「都市伝説」に挑戦してみるというのも一興だ。

 英語学習教材として、なぜ映画やドラマがいいのか? 当たり前過ぎるが、生きた英語を学べるからだ。どんな場面で、どんな表現が、どんな口の動きで発話されるのかを知ることができるのだから、これ以上いい教材はない。

◆2大動画配信サービスは結構使える

 そして、日本で配信されている動画配信サービスの中でも英語学習に向いているのが、ベタではあるがHuluとネットフリックス(Netflix)だろう。

 その理由の1つめは、当然ながらハリウッド映画や人気海外ドラマなどのプレミアムコンテンツを、テレビやパソコン、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでも、いつでもどこでも閲覧することが可能だということ。

 そして、理由の2つめは、Hulu、Netflixともに「英語字幕」を擁していることだ(※デバイスによっては見られない場合もあります。詳細は各サービスをご確認ください)。特に、Huluの「10秒巻き戻しボタン」は、シャドーイングの練習のためではないかと穿った見方をしてしまうほど、少し巻き戻して再度聞きたいと思うときに役立つ機能である。

 筆者としては、これらのサービスを.肇譟璽縫鵐阿箸靴謄轡礇鼻璽ぅ鵐阿垢襯院璽垢函↓英語の映画やドラマを観て楽しむケースに分けて、筆者の活用方法を記したい。なぜ2つに分けるかというと、,世韻任呂い舛い塑拈擇譴粘僂討い討脇睛討理解できない上に疲れてしまい、嫌になってしまうからだ。そのため、△里茲Δ法△△泙衒拔や学習だとは考えずに、映画やドラマを楽しんで観ることもお勧めしたい。

 具体的には、以下の様な感じで進めるといいだろう。

 .肇譟璽縫鵐阿箸靴謄轡礇鼻璽ぅ鵐阿垢襯院璽垢任蓮◆屬泙此∋幕なしの英語音声でシャドーイングする。その後、英語字幕で確認しながらシャドーイング。さらに、もう一度、字幕なしの英語音声でシャドーイングする」。

◆ ̄儻譴留撚茲筌疋薀泙魎僂導擇靴爛院璽垢任蓮◆崙本語字幕や吹き替えで一度再生して全体像を掴んだあとに、英語字幕・英語音声でもう一度見る、最後は字幕なし英語音声で見る」という方法を採っている。全体像を掴んだあとに、字幕なし英語音声に進んでもよい。日本語字幕の映画やドラマを観た後に、他の映画やドラマを観ることがないように気をつけたい。他の映画やドラマを観たいという欲求に打ち克ち、このルーティンを守ることが英語力向上に繋がると信じよう。