開業直前の高鉄彰化駅構内

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(彰化 3日 中央社)苗栗駅、雲林駅とともに昨年12月に開業した台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)彰化駅(彰化県田中鎮)の利用客数が伸び悩んでいる。人口密集地から離れていることや列車本数の多い台中駅などに乗客が流れているのが原因とみられ、県では交通アクセスの改善を検討している。

彰化県の人口は苗栗県や雲林県よりも多いものの、交通部(交通省)の調べでは昨年12月の彰化駅入場者数は8万8000人。苗栗駅(9万4000人)と雲林駅(14万人)を下回った。

同県関係者によると、県内で人口が最も多い彰化市付近はトンネル区間で、田中鎮付近に駅を建設せざるを得なかったという。ただ、「今後の発展に制限はない」と将来性を強調。高鉄駅と市街地を結ぶ連絡バスの運行形態を見直すほか、道路整備を進め、利用増につなげたいと語っている。

(呉哲豪/編集:齊藤啓介)