「怠惰なコーヒー好き」向け、ニッチなIoT(動画あり)

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ネスレ社の「ネスプレッソ」は、スマートフォンでコーヒーを淹れるシステムを発売する。アマゾンとBrita社は提携して、Wi-Fiにつながりフィルターを自動注文できる「スマート浄水ピッチャー」を販売している。

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おいしいコーヒーを淹れるのに必要なのは何だろう? 使う豆の種類や産地、あるいはローストの仕方だろうか? 豆の栽培法がエシカル(倫理的)かどうかだろうか? あるいは、スマートフォンだけで淹れられるかどうかだろうか?

最後の項目は、多くの人にとって優先リストで上位に来るものではないだろう。しかし「Nespresso」(ネスプレッソ:ネスレ社が販売するエスプレッソ抽出システム)はそんなことなど気にも留めず、スマートフォンで操作する初のコーヒーメーカーを発売すると発表した。

「Nespresso Prodigio」は、「接続性が増していくライフスタイルに合う」よう設計されていて、スマートフォン経由でコーヒーを淹れるのはもちろん、抽出用カプセルが残り少なくなった時や、タンクに水を足す必要がある時などを知らせてくれる。朝、ベッドから出てやかんを火にかけに行くのはもちろん、コーヒーメーカーのボタンを押すのも面倒だ、という人にはまさにもってこいのマシンだ。

Prodigioは、Bluetoothを利用して専用アプリと通信する。ネスプレッソはこのアプリも「刷新した」と言っており、ユーザーはここでコーヒーの種類や淹れ方を選ぶことができる。カプセルがなくなったら、新しいものを注文することも可能だ。

Prodigioは3月1日(英国時間)から159ポンド(米国では249ドル)で注文できる。

最近は、「モノのインターネット」(IoT)を志向する家庭向け製品が増えてきている。WIRED UKでは2015年6月に、インターネット接続機能をもつキッチン用品のすぐれものを紹介する特集を組んだ。そのなかにはWi-Fi対応の「SMARTER COFFEE」も含まれていた。

さらに、アマゾンとドイツの浄水器メーカーBrita社は提携して、Wi-Fiにつながる「Smart Water Pitcher(スマート浄水ピッチャー、Amazonで44ドル)」を開発した。このピッチャーは、容器内の現在の水の残量、いままでに使われた水の量、フィルターの交換時期を追跡できる。そして、Prodigioと同じように、交換用フィルターの注文もできる。

なお、怠け者のコーヒーファンにうれしいニュースをさらにご紹介すると、ロンドンのカフェチェーン「Grind Coffee Bar」では、顧客はアプリ経由で飲み物を事前オーダーできる。「たった3回タップするだけ。コーヒーの注文、代金支払い、商品を受け取る最寄りのGrindの指定、これだけです」とアプリは言っている。

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