内モンゴルの農村っ子だった青年が一念発起して大都会・北京に出て奮闘し、ついには日本料理店の経営者となったうえに、美しくて賢い日本人の妻まで手に入れる……そんなサクセスストーリーを、中国メディア・中国網が2月26日に報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 内モンゴルの農村っ子だった青年が一念発起して大都会・北京に出て奮闘し、ついには日本料理店の経営者となったうえに、美しくて賢い日本人の妻まで手に入れる……そんなサクセスストーリーを、中国メディア・中国網が2月26日に報じた。

 記事は、ストーリーの主人公である1983年生まれのモンゴル族男性を紹介。男性は学校卒業後に内モンゴルの牧畜当局で公務員として就職したが、「一生草原で牛や羊と過ごすのは嫌だ」と考えて19歳で上京。北京で半年ほど配達員として働いた後、従姉の紹介により日本料理店でスタッフとして働くことになったという。数年間経験を積むと、店の創業者である日本人が帰国を余儀なくされたため、男性が従姉とともに店を引き継ぐことになったとのことだ。

 記事はさらに、モンゴル族男子特有の人懐っこい性格により中国人、日本人を問わず多くの客が友人となり、なかでも常連客だった日本人女性と交際を開始して結婚に至ったことを紹介。まだ結婚前だった2人は、店の知名度を上げるために一緒に街頭でアメ付きのチラシを配布する苦労を味わったが、このチラシ配布が功を奏して客が増加、経営も軌道に乗り現在では複数店舗を構えるまでに成長したとも伝えている。

 そして、男性が「努力し、自分のスタイルを貫けば、運命は変えられる」と語ったこと、日本人について「厳しい時間観念と、高いプロ精神を持っていることに最も敬服する」と評するとともに「政治関係でどんな曲折に遭遇したとしても、民間交流は続けていくべきである」との考えを示したことを併せて紹介した。

 男性がサクセスストーリーを実現させた背景には、自身の努力とともに「人の縁」があると言っていいだろう。そして「人の縁」というものは、やはり本人の人柄が大きく左右する。日本だろうが中国だろうが、「お天道様」はわれわれの行いをしっかり見ているのだろう。記事が紹介した男性夫婦とその店が、末永く日中友好の懸け橋となり続けることを願ってやまない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)