消費者庁は2016年3月1日、ライオン(東京都墨田区)に対して、消費者を著しく誤認させる広告表示を行ったとして、今後同様の表示をしないことなどを求める勧告を行った。

ライオンが販売する特定保健用食品(トクホ)「トマト酢生活トマト酢飲料」について、2015年9月15日〜11月27日に日刊紙に掲載した広告表示に「薬に頼らずに、食生活で血圧の対策をしたい」と、あたかも同製品を飲むだけで血圧を下げる効果を得られるような記述があった。これが、健康増進法で誇大表示の禁止を定めた第31条第1項に違反するという。実際にトクホとして消費者庁が許可していた表示の範囲は、「食酢の主成分である酢酸を含んでおり、血圧が高めの方に適した食品」というものだった。

消費者庁がトクホの広告で勧告するのは初めて。