日本を訪れる中国人が急増している。日本政府観光局(JNTO)によれば、2015年に訪日した中国人外客数は499万3800人に達し、14年に比べて訪日中国人客の数は107.3%増という大幅な伸びを記録した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人が急増している。日本政府観光局(JNTO)によれば、2015年に訪日した中国人外客数は499万3800人に達し、14年に比べて訪日中国人客の数は107.3%増という大幅な伸びを記録した。

 これだけ大きな伸びを示しながらも、16年1月の訪日中国人客数はさらに伸び、15年1月に比べて110%増の47万5000人に達した。年末年始や春節(旧正月)など、ことあるごとに多くの中国人旅行客が日本を訪れている感がある昨今だが、3月を迎えて陽気が春めいてくるにつれ、日本旅行の人気はさらに過熱傾向にあるようだ。

 中国メディアの京華時報はこのほど、北京市内の各旅行代理店の動きとして、「桜のシーズンを前に、北京市民の間で日本旅行に対する関心が高まっている」と伝え、花見シーズンにあわせて中国で改めて「日本旅行ブーム」が到来する可能性について報じた。

 記事はまず、日本を訪れる外国人旅行客が急増している背景には、円安のほかに日本が査証(ビザ)発給要件を大幅に緩和したことも要因として挙げられると紹介。

 さらに、現在は中国人が日本を個人旅行ビザで訪れるには年収などの制限が存在することを伝えつつ、北京市や上海市などの大都市では給与水準が上昇しており、日本政府が個人旅行ビザの発給において課している制限を上回る市民が急増していると紹介。中国では大都市を中心に日本旅行における潜在客が数多く誕生していると報じた。

 また記事は、日本の桜前線の動きを紹介しつつ、桜のシーズンはごく短い期間の一時的なものであるため、多くの希望者が同一期間に殺到しがちであると伝え、すでに前もって予約を済ませている中国人も少なくないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)